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養老保険加入。

2020.10.22 22:59

15ー4 養老保険加入。

養老保険とは

保険契約者が死亡時の保険また、満期保険金があり、

保障と貯蓄の役割をもっています。

保険料

養老保険の保険料は、法人税基本通達により、契約者が法人の場合、受取人が誰かで、保険料が資産か、損金かが変わります。

契約者が法人で保険金の受取人が法人になっている場合、資産計上になります。

保険金の受取人が役員・従業員の家族の場合、全額資産計上または、給与扱いになります。

視点を変えると、

法人が保険金の受取人、

従業員を被保険者として契約した場合

→「支払保険料」計上。

保険金の受取人が法人以外の場合は、

「役員報酬」

「給料」

「福利厚生費』」

計上します。

保険会社から経理処理の案内がありますから、その指示に、基づいて下さい。

こんな感じです。

死亡時の保険金の受取人

→被保険者の家族

満期時の保険金の受取人

→法人

の場合は、

1/2資産計上

1/2損金計上 (福利厚生費)

会社で特定のひとだけが被保険者になっていると、その人の給与扱いになります。

全従業員が保険に加入する必要があります。

養老保険の経費取扱いは、法人税基本通達9-3-4に、記載されています。

下記記載事項は順番に、

a契約者 

b被保険者 

c死亡受取人 

d満期受取人 

e保険料の経理処理

a法人 

b役員又は従業員 

c法人 

d法人 

e資産計上

a法人 

b役員又は従業員 

c法人 

d被保険者の遺族 

e役員又は従業員の給与

a法人 

b役員又は従業員 

c被保険者の遺族 

d法人 

e 1/2資産計上、

 1/2損金計上(福利厚生費)

③の場合が、もっともお得です。

満期受取時 は、1/2雑収入計上します。

③の場合は、1/2が福利厚生費として損金に計上できます。

計上には、制約がありますが、節税の一手法と考えます。