アーサナとエクササイズの違い
先日呼吸法のワークショップに行ってからというもの、
改めてアシュタンガの八肢則の大切さを実感。それでいて、アーサナを行うにあたっての取り組み方ももっと見直す必要があると感じました。
最近よくヨーガはスポーツじゃない、エクササイズではないんだと聞く人も多いと思います。では、具体的には何が違うのでしょうか?
まずは目的から。
アーサナは、呼吸法や瞑想を行う際に、背筋がまっすぐ伸びた座位姿勢を長時間保持する際に必要な身体やマインドを整えるために行います。
アーサナの定義がPYSⅡ46に載っています。
sthira-sukham-asanam 落ち着いて無理のない姿勢がアーサナである。
PYSで紹介されているアーサナは座位姿勢のみ。座位で落ち着いて座っていることが出来ることがアーサナ練習で目指すところとも言えるでしょう。
一方、スポーツやエクササイズは、競技として、またそのスポーツ自体を楽しんだり、身体の健康のために行う方が多いのではないでしょうか。
以下一部ではありますが、代表的なアーサナとエクササイズの違いを記載したいと思います。
アーサナ エクササイズ
動き 静的な動き ダイナミックな動き
エナジー 体力の消費は最小 体力を消耗
終了後に休憩は不要 終了後に休息が必要
食事量は増えない 食事量が増える
肉体的 心拍数・呼吸は変わらない 心拍数や呼吸数上昇
背中の柔軟性や筋肉の強さを重んじる 筋肉の強さに着目
背部への重要視は特にない
強さ、スピード、スタミナ、
技術、安定、柔軟性への重要視
精神的 身体の緊張を取り除く。 筋肉の緊張は減らしうる。
マインドが穏やかになる。 感情バランスが整う効果あり。
これらはほんの一部に過ぎませんが、一部だけでもこのような違いがあります。
アーサナも行い方によっては、エクササイズになり得ます。
良い悪いではなく、「違い」明らかにし、練習に取り組むことが必要だと思います。
では、具体的にアーサナとは・・・となると、話は長くなりますので今回はこの辺で。
暑い日が続きますが、お身体に気をつけてお過ごしください。