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増田勇一のmassive music life

トム・ペティ生誕70周年ヴァーチャル・フェス開催。

2020.10.22 23:56

ただいま10月23日の午前8時半を過ぎたところ。朝食をとり、朝刊をざっと斜め読みして、珈琲をすすりながら業務メールの返信などしていた。

本日最初のBGMはトム・ペティの『WILDFLOWERS』。THE HEARTBREAKERSを伴う形ではなく、ソロ名義で制作された1994年発表のアルバムだ。彼自身のキャリアにおける最大級のヒット作というわけではないが、僕自身にとってはわりと思い入れのある作品のひとつだ。

そういえば彼の誕生日は10月のこの界隈だったのではないか。ふと思い出して調べてみると、彼が生まれたのは1950年10月20日のこと。そして亡くなったのは2017年10月2日のことだった。べつにミュージシャンたちのバースデーを暗記しているわけではなく、なんとなく彼の誕生日が記憶の片隅にあったのは、その翌日にあたる10月21日が、昨年末に他界した母の誕生日だからだ。母は、生きていれば一昨日で81歳になっていた。そしてトム・ペティは20日に70歳になっていたはずだった。

アメリカ時間の本日、その70回目の誕生日を記念して『TOM PETTY'S 70TH BIRTHDAY BASH』と銘打たれたヴァーチャル・フェスが行なわれるのだという。マイク・キャンベル、ベンモント・テンチといった盟友たちをはじめ、BECKとかFOO FIGHTERSとかジェイコブ・ディランとかジャクソン・ブラウンとか、そうそうたる顔ぶれが登場するようだ。スティーヴィー・ニックスの名前もある。もしかしたらトムとデュエットした"Stop Draggin' My Heart Around”ばかりじゃなく、今、再ヒットして話題になっているFLEETWOOD MACの"Dreams”を歌ってくれたりするのかも。かなり長時間に亘る催しのようだからずーっと観続けるのは難しいかもしれないけども、これはちょっと覗いてみるべきかもしれない。とか言いつつ「きっと後日、何らかの形で……」とか自分に言い訳しながら見逃してしまうというよくあるパターンに陥ってしまうのかもしれないが。

そういえば最近、『WILDFLOWERS』のリイシュー盤も出ていたりする。オフィシャルサイトを覗いてみると、装丁とかもすごく素敵で惹かれるんだけども、こういうのに手を出し始めると本当にキリがなくなるんだよなあ。だけど復刻版Tシャツにも惹かれるものがあるなあ。そのワンクリックにご用心。実はまだ3つほど海外から未到着の荷物があることを思い出す。そんな金曜日の朝だった。