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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【まずは打席に立つ】マーケティングで〝当てに行く人〟の考え方

2020.10.22 13:16




マーケティングって緻密に理論を考えて『成功確率をあげていく知識』っていうイメージありませんか?実はそれって間違いなんです。




たしかにマーケティングの知識を勉強する事は大事だし、今やってる仕事を少しでも良い方向へ導くためには無くてはならないものです。その為に僕も専任で役割もらってるし、そこに一点集中して知識を磨いていってます。



物を販売したり、集客したり、求人をしたり、売上をあげる仕組みを考えたり、ブランディングしたり...

これら全てを『マーケティングさえキチンと出来ていれば、当てられる!』というのは間違いではありませんが、少し解釈が異なります。



マーケティングと言うのは僕が思うに、

ヒットや一撃必殺ホームランを打つための知識ではなくて、『打席に沢山立つための知識』なんです。



普通の人は多分、一生懸命バッティングの練習をしてヒットを狙ったり、時にはホームランを狙ったりします。

その為にフォームを見直したり、筋肉つけたり、動体視力を鍛えたり、理屈を勉強したりしますよね。知らんけど。(←野球知らんので例えた事を後悔してます...)



でも、どうやって打席に立つチャンスを人より多く貰えるかを考えてる人はいますでしょうか?

野球に関してはルール上、打席に立てるのは順番かも知れませんが、僕らの仕事つまり実戦では違います。

打席に立つ回数を沢山持ってる人がヒットを打てる回数も多いのです。



これはどーゆう事でしょうか?




アイデア×行動量が物を言う『マーケティング力』



打席に立つ回数というのは、なにか策を打つ数のことです。いわゆる〝行動〟です。

ボケーとベンチに座って試合が進んでいくのを見てあーだこーだ言っても、ヒットは打てません。

そして現実世界では、皆平等に何度も自動的に打席に立たせてもらえるチャンスが回ってくるなんて事は、当然ありません。



とは言え『打席に立つな』とも言われてない事が多いのです。






我々社会人が打席に立てる回数というのは、

アイデアと行動力が掛け合わさり、宣言した時にやっと1回の打席とカウントされます。




分かりにくいので例を出してみます。



【打席に立てないパターン】

👨🏻‍🦲『何としても来月の売上目標を達成しなくちゃなぁー』

👦🏻『なんか良い策ないですかねぇ...』

👨🏻‍🦲『なんか考えてよ!』

👦🏻『うーん、でも前に〇〇やりましたし◇◇もやったし、全部やり尽くしましたよね...』

👨🏻‍🦲『はわわわわ』



【打席に立てるパターン】

👨🏻‍🦲『何としても来月の売上目標を達成しなくちゃなぁー』

👧🏻『私、良い策があるんですが!』

👨🏻‍🦲『お?なになに教えてよ』

👧🏻『今まで〇〇と◇◇はやりましたが、まだやった事のない✖️✖️をやってみたいのです!』

👨🏻‍🦲『なるほど。やってみよう!』






上記の2パターンの例で、まず打席に立てるか?立てないか?の違いがわかると思います。野球の試合と違って順番が自動的にまわったくる訳ではなくて、マーケティングの勉強をしていないとそもそも打席に立つことすらできないのです。



当然打席に立ってバットを振らないとヒットは狙えませんし、ホームランも打てません。

そして1番大事なのは、打席に立つ勇気をもつこと。



美容院に限らず世の中の優れたマーケターさん達は何度も打席に立ち、何度も失敗して、10回や20回に一度大きなヒットを生んでいると言います。

あのSoftBankやAmazonやGoogleでさえ、今まで数々の新しいサービスや商品をリリースしては撤退し、会社を起こしては潰したり売却したりしています。

それでも数回、時には数十回に一度だけ大きなホームランを当てに行ってるんですね。




かく言う僕も、なんだか偉そうに美容室の集客やらマーケティングやらと成功パターンを発信してはいますが、その1つを生むまでに何度も失敗したり芽が出なかったりしてます。つまり、

成功パターンを持ってる人はそれだけ打席に立つ回数が多いってことですね。



たまたま一度や二度のチャンスで大当たりする人も中にはいますが、それは運ゲーです。

何度もヒットを打つ人は、それまでに何度も失敗して色んなリスクと闘いながらチャレンジしています。




チャレンジしなくなったら終わりです。

チャレンジ出来なくなっても苦しいです。

自分で打席に立つチャンスを取りに行けるよう、動いていきましょう。