肉体労働系、ブルーカラーはなぜ消費者金融の審査に不利なのか?
一般的に消費者金融の審査は一般職やホワイトカラーの人が有利です。
逆にブルーカラー、ガテン系、肉体労働系の人は審査が不利であることが多い。
それは一体なぜでしょうか?
色々理由があるのですが・・・肉体労働系やブルーカラーの人が消費者金融の審査が不利なのは以下の理由によります。
1)収入が安定しない職種が多い
肉体労働系の仕事は日給制や歩合制、出来高制が多いですね。
タクシードライバーとかトラックやダンプのドライバーは走ってナンボの世界です。
建築現場や道路工事の仕事は日給が多い。
また屋外の警備員の仕事(交通誘導など)も日給制が多い。
あまり正社員で働いている人が少ないのもこの業界の特長であります
2)怪我のリスクが高い
肉体労働系の仕事はどうしても危険な仕事がつきまといます。
建築現場や道路工事は怪我のリスクが高い。
ドライバー職は事故のリスクが高い。
事故を起こして怪我をすると仕事ができなくなります。
日給制が多い現場仕事は怪我で仕事を休むとその分だけ収入が減ります。
3)正規雇用者が少ない
肉体労働系、ブルーカラー系の仕事は正社員で働いている人が少ない。
大半がアルバイトや契約社員、業務委託社員、歩合制のスタッフなどです。
正社員のように毎月安定的な固定給が貰えるとは限りません。
4)天候に左右されやすい
建築現場や道路工事、交通誘導の屋外警備員、漁師などの仕事は悪天候の場合は仕事が出来ません。
その分だけ収入が減ります。
梅雨時など毎日が雨ばかりの時期はかなり減収になることもあります。
5)歩合制が多い
タクシードライバーなどがその典型です。
お客さんを乗せてナンボで、町はタクシーで溢れかえっており競争も激しいです。
またその他のドライバー業や建築関係の仕事も歩合制が多く安定した固定給は期待できません。
6)離職率が高い
肉体労働系やブルーカラー系の仕事はキツイ仕事が多いので長く続く人はあまりいません。
離職率も多く、人の入れ替わりも多いです。
当然収入も安定しません。
・・・・肉体労働系の人は消費者金融の審査が不利なのはだいたい上記の理由によるものです。
全ての肉体労働系の仕事が上記に当てはまるわけではありませんが、かなりの割合の肉体労働職は上記に当てはまり、収入安定性に不安があります。
消費者金融業界でも、肉体労働職やブルーカラー職に対しては審査時に低い属性でスコアリングをせざるを得ません。
なぜなら、消費者金融会社は審査時はお客の収入安定性を一番重要視します。
肉体労働系、ブルカラー系のお仕事はその収入安定性に不安があると判断されてしまうので審査が不利となってしまうのです。