子どもの頃に養われるバランス能力と体幹
みなさん、こんにちは!
みらい接骨院の森本です!
今日は、子どもの頃に養われるバランス能力と体幹についてお伝えしていきます。
このバランス能力と体幹の筋力は、小学校の体育などではなかなか養われるものではありません。
昔のように、舗装されていない道、山や川などの足場の悪いところでの遊びなど、バランス能力や体幹も自然と鍛えられていたましたが、今では舗装されたアスファルトの道路や整備された公園・運動場とバランス能力や体幹への刺激も少なく、意識的に伸ばしていくことが必要になります。
そして、このバランス能力は大人になってからでは、身につけることが難しい能力です。
運動能力の基礎は、3歳から9歳までの間が最も発達するため、バランス能力の基礎も9歳までに伸ばすことが大切になります!
今回は当院でも行っている、バランスボールを使ったバランス能力と体幹のトレーニングの基礎をお伝えしていきます!
まずは、身体の大きさに合わせたバランスボールの選び方です。
バランスボールは45㎝、55㎝、65㎝、75㎝が一般的な大きさになります。
身長が150㎝以下の方やお子さんには45㎝のバランスボールを。
身長が160㎝以下の方には55㎝のバランスボール160~175㎝の方には65㎝のバランスボール。
175㎝以上の方には75㎝のバランスボールが一般的なサイズの選び方となります。
大きいサイズでは85㎝のバランスボールもありますので、身長や脚の長さ・トレーニング内容に合わせて選びましょう!
バランスボールを使った、バランス能力・体幹のトレーニング
① 左右のバランス
バランスの真ん中に座り、膝を90°程度に曲げて身体を安定させます。
身体をゆっくり左右にスライドさせて、倒れてしまうギリギリのところから真ん中に戻ってきます。
脚を大きく広げるとバランスが取りやすくなるので、最初はある程度広げて行い、慣れるにしたがって脚を閉じていき、強度を上げていきましょう!
② 前後のバランス
➀と同じように、バランスボールの真ん中に座り、膝を90°程度に曲げて身体を安定させます。
少しずつ身体を後ろにスライドさせて、ギリギリのところまで脚を伸ばして前に戻ってきます。
脚が床から離れてしまうと後ろにひっくり返って頭を打ってしまうため、お子様が行う場合は後ろで支えられるように気を付けておきましょう。
③ 前後左右のバランス
バランスボールに座った状態から、一歩一歩前に進みバランスボールがお尻→腰→背中と当たる位置が変わっていくように転がしていきます。
前に進めば進むほど足とバランスボールの接地面が離れていくため、バランスを取ることが難しくなっていきます。
最初は腰のあたりから戻り、慣れるにつれて、背中の上の方にずらしていきましょう!
以上の3つがバランスボールの基礎トレーニングになります。
バランスボールは他にもいろんなトレーニングができますが、まずは基礎をしっかりと鍛えることが大切ですし、無理をすると大ケガに繋がることもあります。
子ども一人では使わせない。トレーニングするときには細心の注意を払って楽しく行いましょう!
また、トレーニングでなくても、座っているだけでバランス能力や体幹が鍛えられ、姿勢の改善にも繋がります。
日常生活にバランスボールを取り入れてみるのも良いかと思います。
健康体操の動画
https://youtu.be/nM1lBM5B6jY