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陽は中天を過ぎて 2nd season

外国語の聞こえる部屋

2016.08.07 14:39

ネットをつなぐと、部屋にロシア語のラジオ番組が流れる。残念ながら何を言っているかはほとんどわからなくて、ただ言葉の抑揚を楽しむだけ。窓の外は阿呆みたいな日本の夏の日差しでも、部屋の中はモスクワのアパートの気分だ。部屋に満ちる外国の言葉が醸し出すほんの少しの非日常。


いつのまにか世の中は進歩している。

たしか1年くらい前、iPadをiPad miniに変えるついでにルータも買い換えるつもりでいたのだけれど、店員さんには買い換えたらこれまでのように無制限には通信できないんですよ、と聞かされた。

それからというもの、いつもデータ容量の残りが気がかり、という不便生活が始まった。

なにか調べ物をしたいときは会社帰りにWi-Fiのつながるところに立ち寄って、ついでにyoutubeもそこで見て、でも帰宅が遅くなるのも嫌だからそんなにじっくりとは見ていられなくて… スマホにiPad miniなんて一見便利なようで、通信容量に制限があるならたいして便利でもないな、そう思っていた。こういうモバイル端末というのは、家にパソコンがあることが前提の機器なんだろうな、と。

そんなわけで、好きなバンドの映像にニュースサイトのビデオ、海外ラジオ局の番組、と見たいもの聞きたいものはやまやまあれど、ずっとがまんしていたのだ。で、やっぱりパソコン買うかなーなんてひよりはじめていた昨日のこと。

近所のソフトバンクのお店でうちの初代iPadを引き取ってもらったのだけれど、データが残ってないかと確認作業をする店員さんに7GBの壁のことをぼやいたら、Softbank Air を薦められた。

いったいいつのまにそんな素敵なものが?

ちょっと迷ったものの、すぐに決断。

そりゃ買いでしょ?

おかげで気分があがるあがる。

部屋にロシア語が流れているだけでしあわせな気がするのは、これでもロシヤ語科の端くれだからか。時々流れる懐メロみたいな歌もまた良し。むかし深夜に一生懸命アンテナを調整してつかまえた電波のザリザリした音とちがって、本当に明瞭に聞こえる。

技術の進歩に大感謝。