娘への呪縛を解き放つ
『呪縛』というと何だかとても恐ろしいことのように感じる言葉ですが、
実は普段の生活の中で、氣付かぬうちに自分に呪縛をかけてしまっているのだと思います。
数ある呪縛のうちの一つ!!
特に最近僕が感じていて解き放ったほうが良いと感じていて、
やっと手放す時期が来たと感じていた事があります。
それは、長女に対しての
『卓球に対する呪縛』です。
僕は小学生~20代後半まで卓球選手をしていてインターハイや全国大会などに出ていた
時期がありました。今現在は娘や甥っ子に卓球を教えたり、時々クラブの練習にも顔を出し
て指導することもあります。
自分が頑張って取り組んでいた事柄であるからこそ、
自分の辿ってきた人生と重ね合わせ、娘に期待を抱き、
頑張って欲しいという気持ちを抱いてしまいます。
それは悪いことではないとは思いますが・・・。
重荷になってしまう危険性を孕んでいると思います。
そして、親子で一緒に取り組んで、頑張って練習をして楽しい時期を
共有したいという気持ちも強くありました。
ですが、重要なポイントはここからです・・・
現在、長女は小学3年生。
卓球は現時点では『楽しみながら、そこそこ』頑張っている感じ 笑 であります!
ほかにも好きなことはあるようで、時間のある時に娘は色々とやっています。
『トップレベルの選手を目指して、卓球をとことん頑張ってもらいたい』という思いもあります。
子を持つ親なら、誰もが似たような葛藤を経験していると思いますが、私もその一人です。
それと同時に、まだ出会えていない遊びなどの体験、スポーツなど数え上げれば
キリが無いほどこの世界にはありますが、沢山のことに出会えるように
親としてサポートすることも重要だと感じています。
そして娘自身が自ら楽しいと感じる事に出会い、好きでたまらない事に
没頭する人生にした方が豊かな人生だと思います。
そのプロセスを経て、卓球を選ぶのであれば一生懸命取り組めば良いし、
違う分野で取り組むも良し、といったところでしょうか?
そもそも親が決めることではないんですよね?
自分に置き換えれば分かり易いかと思います。
『自分の事は自分で決めていきたい』
なのに親としての視点に立つと、子どもの事に関しては親が決める・・・
ではチグハグになってしまいます。
そういった葛藤を経て・・・呪縛を解き放ったところです!
娘への呪縛を解き放つことは = 自分自身に呪縛していた
『何事も頑張らなきゃいけない』
という思い込み、世界観の解放であると氣付きました。
親である自分自身が、自分に対して呪縛していたものを解き放ち、自分を自由にすること
ができたとき・・・
娘達も自由に選択して、自分の道を生きていけるラインに乗るのだと思います。
この呪縛を解放できなかったパターンとしては、
娘から更に孫の世代へと『呪縛』が引き継がれていき、
『何事も頑張らなきゃ』というある種「自分を追い込む設定」の
世界観でのラインということになるでしょう。
僕にはあといくつ『呪縛』が残っているのだろう?
氣付いたらその都度手放していけばいいか~(^_^)~