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コロラドの山火事は大陸分水嶺を飛び越え、山間部の町を脅かす

2020.10.26 03:00

 爆発的なコロラド州の山火事は、すでにいくつかの山のコミュニティの避難とロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)の閉鎖を余儀なくされており、先週までに北アメリカ大陸の分水嶺を飛び越え、新たに45,000エーカー(18,200ヘクタール)を黒く染め上げた。

 10月14日に発生した「イースト・トラブルサム・ファイア(East Troublesome Fire)」は、現在170,000エーカー(68,800ヘクタール)を燃やしており、24日(土曜日)の午後の時点では、まだ5%程度しか収まっていないと、消火司令官のゼイデン・モズリー(Zayden Mosley)氏はニュースブリーフィングで述べた。

 国立公園の閉鎖は、連邦森林局(G.U. Forest Service)、土地管理局(Bureau of Land Management )、州当局が立ち入り禁止としているコロラド州の100万エーカー以上の原生地域に加えて行われた。

 国立気象局(National Weather Service)は、コロラド州の多くの地域で暑く乾燥した風の強い状態が続くと予報していましたが、今週末には雪が降り、より寒い天候が予想されている。

 グランド(Grand)郡保安官エイダン・ハミルトン(Aidan Hamilton)氏は、人口約470人のグランドレイクの小さな湖畔のコミュニティを含む地域で避難を命じている。

 火災は、コロラド州全体の干ばつの長い期間に続く残忍な火災シーズンの最新のものであり、原因は調査中である。

 さらに北上すると、「キャメロン・ピーク・ファイア(Cameron Peak Fire)」が8月中旬から燃え続けており、州最大の山火事の記録を更新している。全体で207,000エーカー(83,770ヘクタール)以上を燃やし、アラパホ(Arapaho)国有林とルーズベルト(Roosevelt)国有林の広範囲を焦がしている。

 2つの火災はわずか11マイル離れているが、モズリー氏は、大規模な火災に合体する可能性は低いと述べた。