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地域資源利活用研究会

らにーにゃ

2020.10.23 23:27

気象庁は9月10日、ラニーニャ現象が発生したとみられると発表しました。ラニーニャ現象の発生は2017年秋以来、3年ぶりになるそうで、2011年2月頃にかけて続く可能性が高いそうです。ラニーニャ現象は、太平洋赤道域東部(ペルー沖)の海面水温が基準値よりも低くなる現象で、世界的に異常気象を引き起こすことが知られています。日本では、ラニーニャ現象が発生している「冬」は「寒く」なりやすいとされています。ラニーニャ現象が発生すると、ペルー沖の海面水温は低くなる一方で、フィリピン付近を中心とした海面水温は平年よりも高くなります。暖かい海は雲を多く発生させ、それに伴って強い上昇気流が発生します。この大規模な上昇気流が大陸から日本付近を流れる偏西風に影響し、冬の高気圧(シベリア高気圧)を強めることから、日本列島に「寒気」が流れ込みやすくなるのだそうです。前回、2017年のラニーニャ現象では、10月は西・東日本で記録的に雨が多くなりました。秋晴れはなく、週末に大雨が降りました。また、10月22日に、大型で非常に強い「台風21号」が関東に近づきました。11月になると急に気温が下がり、11月だけで4回も「強い寒気」が流れ込みました。

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