Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

yogacafe shizuku

お茶っこ463について

2020.10.24 07:16

久しぶりにご新規様が2名もお茶っこにいらっしゃってくださいました🍀

みんなのカフェ お茶っこ463は

厚生労働省の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の中の施策の「認知症カフェ」にあたります

所沢市はそれを みんなのカフェ と名付けて 誰でも参加しやすい場として実施しています。


それぞれカフェによって特色があって、

ボランティアさんが演奏やマジックをしてくれるお楽しみ系

レジンアートなど何かを作る 工作系

のんびりお話し、お茶飲み系

などなど・・・・


お茶っこ463は

情報交換系 学習系 でしょうか。

知りたい意欲 学びたい意欲の方が多いです🍀


お初の方がお二人いたので、自己紹介をしたときに開催当初からご参加くださっている方が、


「ここで色々と正しく知ることで、漠然とした不安があったのが無くなりました。

 何をどうしたら良いのか、なんとなくわかりますから」 


と、おっしゃっているのを聞いて

本当に嬉しかった🍀


良かった〜〜〜✨✨✨


正しい知識を得て、相談出来る仲間がいて、たわいもない話で笑い転げる(転げているのは私だけですが)


1ヶ月に2回 私にとってもリフレッシュの場所となっています✨


今回の話で、お伝え出来て良かったな と思うことは、


日々の暮らしの中で、

「限界に挑戦して出来ている状態を 出来ます とは言わない方が良い」 

ということです。


介護保険には認定審査 というものがあります。

掛かり付け医に意見書を書いてもらって、調査員が訪問して聞き取ったり様子を見たりして

要支援1 2 要介護 1 2  3  4  5 

と、段階をつけます、これによって、使えるサービスの種類や量が決まります。


今日のご相談では、

98歳独居のゴミ出しに行くのに30分もかかってしいまうお父様(ごみ収集所が異常に遠いのではなくて)が

要支援1 と 2 を行ったり来たり というお話しでした。


杖をついてやっとトイレにも行く感じ、転倒して怪我をしたこともあって 心配なんです と・・・。


認定調査員やかかりつけ医の方はご家族の意見を重要視します。


例えば、そのゴミ出しも 行けてるのか行けていないのか といえば 行けてますが、

30分かけて 転倒のリスク 冬場のゴミ出し もう ゴミに命懸けになりますよね。

トイレも毎回転ばないように何かにつかまりながら、ということは、 


お風呂だって命懸け


転倒して骨折してしまえば、一瞬で自宅での生活が消え去ります。


どう見ても危ないけれどギリギリでやれていること


これは 出来ない とお伝えして良い と 真面目な方ほど思えないことに気づきました。


駅伝で、肉離れして痙攣してても、タスキを繋ぎたいから、

まだ走れます!

と言ってる感じと似ていると言うか・・・。


ご家族が、もう1人でやらせたくない 怖い と思うことは

我慢しないで言ってください。


だって、転倒したら、生活はストップしてしまうのですから。


私はずっと福祉界隈の仕事をしているので、

こうやって皆さんから話をいただいて気づくことも沢山あります。


日本国民の、


健康で文化的な最低限度の生活を営む権利 


そう健康の上に文化的 までついちゃう 

重度心身障がい者の介護中も、それを念頭に置きながらやってきました。


この方は、ここで 自分らしく生きているだろうか?


そして、


私はここで 私らしく生きているだろうか?



深いです