わたしの子宮筋腫〜はじめての入院〜【日常】
これから、わたしの子宮筋腫のことを書いていきます。
こちらの記事のつづきです。
昨年8センチくらいまで大きくなってしまった筋腫は、今は1センチくらいです。
わたしは、1年前の昨日
『子宮筋腫鏡下摘出術』
という手術を受けるために、生まれてはじめて『入院』を体験しました。
入院したのは兵庫県にある佐野医院です。
新幹線で新大阪まで行って
そこからJRで垂水駅まで向かいます。
そこから、さらにバスに揺られること15分
(ICカードは使えません。現金のみでした。)
小高い丘の上にある病院です。
なぜ兵庫県のそんなとこまで行ったのか?
理由は、
切らない筋腫のオペだったからです。
それと、オペをするなら井上先生にお願いしたいと思ったからです。
ここにたどりついたのは、かれこれ6ヶ所目の病院でした。
佐野医院での診断は、こうでした。
「『子宮筋腫鏡下摘出術』というオペは、
貴方のサイズの筋腫でもできます。」
「カンタンではありませんが、できます。」
「おそらく、わたししかできないでしょう。」
淡々と、的確で
はじめてお会いした時、仙人みたいだなと思ったくらいです。
オペをしてもらうなら、この先生だと思い、開腹手術は、やめることにしました。
実際お会いした他の先生方の治療方法では、腹腔鏡手術か、開腹手術でした。
入院日数は、2週間くらい
子宮全摘術を提案された病院もあったくらいでした。その病院だと、年齢が45歳からは、通常、子宮全摘術になるそうです。
しかも、悪性肉腫の可能性があり、
それは、手術をして病理検査に出すまでわからないのだそうです。
1年前の昨日に話をもどします。
病院について、入院の手続きを済ませました。
部屋に案内してもらいました。
今回は、個室を選びました。
自分に集中したいからです。
部屋の印象は、やはり病院、暗く感じました。
窓をあけて、掃除をしたり、少しでも居心地の良い空間にするために場を整えました。
今回の入院セットに、わたしは、パジャマは持ちませんでした。
ヨガウェアです。
少しでも、普通でいつも通りでいたかった。
菅原先生のハーフタスクです。
これまでの、
50%くらい新しいことなら
脳はやる気がでる。
50%超えの新しいことだと、
やる気がでない。
50%下回ると、物足りない
課題設定が、脳のやる気を左右するのです。
そのために、タオルもヨガウェア(パジャマ)も
いつも通りにして、ハーフタスクに近づけました。
入院用として新しいパジャマやタオルを準備しなかったのです。
いつものバスタオル いつものヨガウェア
いつもの本も持ちました。
パステルセットに、ノートに筆記用具。
また、
もしも、これから入院の予定がある方や、
旅行に行かれる方は、持ち物リストには、ぜひともあげて欲しいもの1つだけあります。
それは、ヘッドフォンです。
周りの音が想像以上に漏れてきます。
隣の人は選べません。
病院は、24時間稼働です。
患者さんの声や物音、看護師さんの奮闘の様子がまるわかり。
なので、ヘッドフォンか、イヤホンは、マストです。
入院初日にやったこと。
・麻酔の先生との面談
・看護師さんの説明
・井上先生の診察、処置
診察では、看護師さんが、呼びにきてくださいます。
この日の山場は、子宮口を開く為の処置です。
これは、なるべく遅い時間が良いと思ったけど、以外に早い順番でした。
まっていると、わたしの前に1人。
その人は、でてくると歩き方が微妙に変でした。
おまたをイタタタたみたいな歩き方です。
わたしの番です。
井上先生は、
いつもそうなのですが、
「おーーー」という感じで、とにかく
手際が早い、素早い、鮮やかで
まるで、シザーハンズの植木をカットするシーンのよう。
ムダな動きがないのです。
一発で動きが決まる。
子宮口を開く施術は、
直後痛みはありました。
しばらくぎこちなかったです。
だけど、徐々に徐々に慣れていけるレベルでした。
なんと言っても、病室にもどって
あぐらをかいて、ヨガの呼吸方法(カパーラバーティ&アナローマ・ヴィローマ)をやったくらいですから。
あとは、1つ1つの工程を
イメージでリハーサルして→実践
の繰り返しです。
イメージでは、こうなってたらいいなという望む状態もイメージしました。
これを何度もやりました。
「うん、こんな感じね。」
「一山超えたね。」
自分とタッグを組んだかのような感じで、1つ1つ自分と2人で?!超えて行きました。
そんな感じで退院日まですすみます。
初日の夜ご飯です。