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EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

パンフィーリ宮(ブラジル大使館)Palazzo Pamphilj

2020.10.25 19:41


パンフィーリ宮(ブラジル大使館)Palazzo Pamphiljは、ナヴォーナ広場にあり、1920年から現在はブラジル大使館として使われている。1644-50年の間に建設。バロック様式。


歴史

1630年の後期ルネッサンス様式の有力貴族のパンフィーリ家の邸宅があった場所に、ジローラモカルロ・ライナルディにより設計開始された宮殿だが、依頼主のGiovanni Battista Pamphiljが、1644年にインノケンティウス10世として教皇になったため、プロジェクトが変更された。教皇の家族の宮殿として使うため、フランチェスコ・ボッロミーニも呼ばれ建設に参加した。



外観

ファッチャータ

ファッチャータはフランチェスコ・ボッロミーニの設計である。

教会に面した外壁には“セルリアーナ(serliana)”と呼ばれる様式の窓がある。



中庭

中庭は3つある。

ふたつの中庭の間に、”パレストリーナ”と呼ばれるアーチ屋根のある大きなスぺ―スがある。


建物内部

中庭が3つあるため、館内は明るく多くの部屋があり、2階には23のフレスコ画装飾された部屋がある。

Giacinto Gemignani, Gaspard Dughet, Andrea Camassei, Giacinto Brandi, Francesco Allegrini, Pier Francesco Molaらの壁画作品


長いギャラリーはフランチェスコ・ボッロミーニの設計。1651-1654年、ピエトロ・ダ・コルトーナによるフレスコ画『エネア伝説』 


ブログ

2018.05


参考

wiki/Palazzo_Pamphilj

wiki/Serliana