白髪染めが白髪を増やすって本当?
どうも、
千葉県成田市玉造の美容室、
hatahair(ハタヘアー)の大畑伸介です。
最近では、
(特に美容業界では)
もう当たり前のお話なのですが、
白髪染めが白髪を増やす
とは、
まあ、本当 と言えそうです。
理由は、
カラー剤に使用される、
過酸化水素
が関係しています。
※
白髪は
「活性酸素による酸化」が原因のひとつで、
「白髪染め」には活性酸素である
「過酸化水素」が含まれています。
これが白髪の発生を高めてしまうのです。
過酸化水素は人間がもともと持つ酵素
「カタラーゼ」や「グルタチオンペルオキシダーゼ」によって日々分解されますが、
年を取るにつれて少なくなってしまいます。
毛包あるいは毛幹に過酸化水素が蓄積していくことで、白髪になってしまうのです。
「白髪染め」に含まれる過酸化水素の毛包、毛幹への蓄積はメラノサイトやメラニン色素を作り出すチロシナーゼという酸素を破壊してしまいます。
そのため、色素の産生が不可となり、
髪を黒くすることができなくなるという考えです。
↑美通販様サイトより引用。
正確に言いますと、
過酸化水素が、
頭皮に残って、
老化の原因で、
白髪の原因と言われる、
活性酸素を発生させたままの状態は、
白髪を増やす原因のひとつ。
と、言えそうです。
ですので、
当店では、
なるべく頭皮負担の少ない、
オーガニックカラーで白髪染めをしたあと、
シャンプーの際には、
この特別なシャンプーを使用して、
白髪染めによって発生した、
活性酸素を9割がた除去しています。
※いつも世間では、
悪者扱いされる活性酸素は、
実は免疫としては優秀なので、
なくてはならないものではあります。
ただ、この場合に関しては要らないものですから除去します。
このシャンプーは、
抗酸化作用のある、
カタラーゼにより、
過酸化水素を、
水と酸素に分解して無害化します。
ちなみに、
カラーリングしたあとの頭皮に、
痒みが出るのも、
過酸化水素の影響です。
※痒みは、
アルカリの可能性もありますが、
そちらは、
ヴィラロドラ
(低アルカリのオーガニックカラー)
で対応させて頂いております。
白髪染めをすると、
白髪が増える。
というのは、
いまや、
美容師なら誰でも知っているところだと思いますが、
美容師の認識の違いで、
お客様にご負担をお掛けしている事もあったと思います。
正しく、
科学的にアプローチして、
頭皮負担を減らしていきましょう。
ただし、
一応、補足までにお伝えしておきますと、
白髪になる原因の一番は、
加齢で、
その中で色々考えられる要素の中の、
たったひとつの要素が、
活性酸素による影響ですので、
沢山ある要素の中のひとつを、
改善できるかも知れない。
くらいの感じですから、
補足までにご案内させて頂きたいと思います。
ではでは♪