踏み出してみたら『怖くなかった』
日曜日に家族で公園に遊びに行きましたが、
そこでの一場面で感じたことがありました。
次女が滑り台で遊ぼうと、滑り台の階段を昇りました。
2歳児にしては高さのある滑り台。
次女にとっても初めての高さだったと思います。
滑るところに座り、いざ滑り始めようとしましたが中々滑り出しません。
そしたら、『こわい!』と言い出しました。
確かに高さがあるので怖いだろうと自分も見ていて思いましたが・・・
娘は階段の方を振り返り、降りようという素振りを見せましたが、
階段は子ども達が順番待ちで繋がっており、戻ることができません。
次女は階段で戻るのをあきらめ、再び滑るところに腰掛けました。
私は「踏み出せ」と心の中で思い、じっと見ていましたが、
声かけのもと、しばらくしたら勇気を出して滑り降りてきました。
滑り終えて、次女はすかさず
『こわくなかった~!』
と目を真ん丸くして笑顔(^_^)でひと言。
その後は恐怖を感じること無く、勢いよく20回以上滑り台で遊んでいました。
踏み出したから経験できたということ・・・。
それを見ていて、自分と重ね合わせて見ている自分がいました。
大きな決断を要する時や、未知の新しい事を始めようとしたときに感じる恐怖です。
過去には恐怖を感じて踏み出せなかったこともありますが、
その結果残ったものは『後悔』という二文字でした。
挑戦しなかった後悔ほど、辛く苦しいものは無いということを20代の時に
経験しました。それは自分にとっては『闇』でした!
その失敗経験を活かすべく、大きな決断をする時や未知の領域に踏み出す際に、恐怖心から
逃げないで踏み出しましたが、自分もやってみて経験してみると娘と同じように
『こわくなかった~!』と感じることがあります。
自分に潜んでいた恐怖心が顔を出した時、それは本物のようにリアルに
感じるものですが、本当の自分とは対極にある『幻想』であると自覚することも、
やり過ごすひとつの手だと思います。
これからも様々な恐怖が幾度となく去来するかと思いますが、
その都度ご対面していこうと思います!