No.21 空は空色って云わないで
2006.10.10 21:18
外で絵を描いている子供が気持ちよさそうに
空をピンクに塗っています。
そこをたまたま通りかかった大人の人が、
「空は空色だろ!なんでピンクなんだ!」と
云ってるのに出遭うことがあります。
どうしてそんな固定観念でものを云うのでしょうか?
その論でいったらすべての絵は面白くも
なんともなくなってしまう。
絵は創作です。
美の探求なんです。
現実のモノを前にして描いてはいるが
その子がその現実をどうとらえ
なにを面白いと思い、
なにを美しいと思っているのかが
通りかかったその人になんで判るんでしょう?
何色で塗ろうとその子がその時感じた色で
自由に塗れる環境を作ってあげるのが
大人の役割なんじゃないんでしょうか?
固定観念を取り除く絶好の機会が絵の勉強なんです。
その子の感性のままに描かせてあげてください。
固定観念で物事を考えない
創造力豊かな大人になって貰うことが
美術教育の重要な役割のひとつなんですから。
久松誠一作品「花」