マネージャーと野球帽と青春
最近、アメブロ様で見てるもののなかに、絵を書いてあるものがあって、私も絵を書きたい！という衝動に駆られ…
絵日記始めました！
(カキ氷始めました風)
まずは私、卒業式の時に部員さんからの寄せ書きに”お茶目な頑張り屋”と書いてあるような子。
うん、ちょーっといたずらが好きな頑張り屋さんでしたよ│д°)多分…
そして、姉御気質の”のっち”
こんな私たちをまとめる”ゆんちゃん”
きっと魔法が使えると(私は)思っている”なっちゃん”
これだけばらばらな私たち、4人もいれば色々な出来事があるんですよ。
そんな中の1つ。
『野球帽がばらばら』
高校球児がかぶっている帽子。
もちろんみなさん、知ってますよね。
よくテレビだと女子マネもかぶってるのを、見ると思いますが、私たちの高校では、帽子の購入は自由でした。
購入してもよし、しなくてもよし。
あとは、公式戦用と練習試合用で帽子(部員さんはユニフォームも)が、違います。
私たち4人、みんなで意見を合わせるわけでもなく、帽子購入について意見が分かれます。
おぉ、綺麗に分かれた！
のっちと、なっちゃんは、
部員さんと同じタイミングで帽子を購入したので、
公式戦の時には、よく見るスタンドやベンチで帽子をかぶるマネージャーとなります。
ここで、問題なのが帽子を買わなかった、私とゆんちゃん。
別に買わなくても良いんだけど、みんな帽子をかぶってる中、私たちだけかぶらないと、浮くんですよね。笑
そこで私たちの場合は、
部員さんに借りる
という選択肢をとりました！
公式戦の時は、みんな公式戦用の帽子をかぶるので、練習試合用の帽子を借ります。(のっち、なっちゃんの購入したのも練習試合用の帽子。)
試合の何日か前から、部員の誰に貸してもらおうか、どきどきっ♡としながら考える。
断られないかなぁーとか、
他の人にはなるべく内緒に借りたいなぁーとかとか、
女の子の敵が多そうな部員さんから借りるのはやめておこう！とかとかとか、、、
いろいろ考えてるこの瞬間。
青春(●ﾉ∀`●)
これが、1.2年生のときのお話。
そして、引退の季節の3年生の夏。。。
いつものように、練習も終わりに差し掛かった時間、、、
その日の作業もほとんど終わって、自主練をみんながしている間は呼ばれない限りは暇になります。
この時間、私は、ベンチの端っこに少しある出っ張りに座って、みんなの練習を見るのが好きでした。
本当にお気に入りの場所で、、、なんて話はどうでもよくて。
この時、ちらっと聞こえてきたんですよ、コーチと、もう大学生となり、練習にきてくれている3つ上の先輩の会話が。
この3つ上の先輩、在学がかぶることはなく、高校生から見た大学生なんて大人な存在で、みんな大好きな憧れの先輩でした。
そんな先輩とコーチが、帽子の話をしていたのです。
先生とコーチは私たちとは色違いの帽子をかぶっていて、これからコーチの手伝いをしによくくるであろう、先輩にも同じ帽子をあげるという会話。
ここまでは良かったのですが、
そこから、今の代のマネージャー2人は帽子を持ってない…みたいな会話をしていたんですよ。
『へぇーー』みたいな反応の先輩。
わーわー、私のこと言ってるかも。でも、帽子持ってないとか言いにくいから聞こえなかったふりしよう。。。
と心の中で思う私。
(3年生にもなると、野球部との絆も深まっていて、みんなと一緒に帽子を買っておけば良かったという気持ちの方が大きくなる。)
そしたらね、後日…
帽子をポンってかぶせてくれて、、、
『これあげる』
って、先輩が自分の帽子をくれた！
後から、
ちゃんと洗ってあるからね！
俺は新しい(コーチからもらえる帽子)があるから。
って伝えてくれた…
その帽子は、のっちやなっちゃんのとは違い、綺麗ではなくて、沢山使われてた感があったけど、それがまた、本当に嬉しくて。
っていうか、先輩がかっこよすぎて！
この帽子をくれた瞬間、ドラマだったらGReeeeNのキセキあたりが流れてましたよ！
多分3年間苦楽を共にしてきた帽子…
私なんかがもらって良いのかな、と思いながら、ありがたくいただきました。
もちろん引退の試合の時はこの帽子をかぶったよ！
この時、なんで私にくれたのか、今でも謎だけど、いつも思い出すたびに、当時のかっこいい先輩が、さらにかっこよく美化されていきます。笑
野球帽にまつわる、青春ストーリー。
あぁー、きゅんきゅん、伝わるかなぁ٩(◦`꒳´◦)۶