読書の秋到来!読んでも読んでも終わらない積ん読対策と読書習慣のススメ
こんにちわ、スワンです( 'ω')
さてさて、読書の秋はまだまだ先ではありますが今回は読書のお話。
みなさん、日常的に本って読まれますか?私はそこそこの本の虫です、しかも社会人になってからです。社会人になると本を読む時間がないなんて話をよく聞きますがわたしはその逆で一気に読書量が増えました。
昔を振り返ると、もともと小学校の頃とかほとほとに本が嫌いでした。学校の貸し出し図書カードは真っ白で、見栄を張って借りるもののいつも読まずに返していました(笑)
代わりに「書くこと」はその頃から大好きで、作文や意見文、読書感想文などを喜んで大量に書いていたちょっと珍しい子供でした。小学生の時に読書感想文の上限枚数を知らず作文用紙20枚くらいになってしまって先生を困らせたこともありました。今思うと当時から言葉選びや文章の流れを考えることが楽しくて、自分で何度も内容を校正していたように思います。
しかし、本を読むのはどうにも苦手。
当時はあまり考えてはいませんでしたが、今思うと自分と本のタイプとの相性を考えずに本を選んでいたのが良くなかったと思います。何との相性かというと、私は小説が全く読めませんでした。それは今でもそうですが、作家の癖や言葉選びが合わないともうどうにも眠くなってしまい苦痛で投げ出してしまうのです。
唯一わたしが愛してやまない作家さんは恒川光太郎さんというホラー小説を書かれている方で、最初は大学の友人に何気なく勧めてもらって読み始めたのですが一瞬でファンになってしまいそのまま既刊を全て読破してしまったほどです。
ただ、それ以降もたまに別の作家の小説を読んでみようと思い手には取るのですが、未だにのめり込むようなものに出会えていません。別に作品や作者が悪いというわけでもなく、純粋に私が小説というジャンルとの相性が悪いだけなので恒川さんのような作品にもっと出会いたいという気持ちはあるのですが...打率が恐ろしく悪いので本を探すのにも一苦労してしまい、自然と小説を手に取らなくなりました。
逆に今読んでいるのは技術書、実用書がほとんどです。
先日リリースされたKindle Unlimitedも相まって本が大好きな自分としてもますます読書漬けの毎日が続いています。技術書以外(漫画、小説、自己啓発など)を全てKindleに移行してから読書量が2倍3倍になった私でしたが、それに伴って紙媒体で見ていたころにはなかったある悩みが出てきました。
積ん読がやばい。
みなさん積ん読って知ってますか?
「積ん読」とは、「本は腐らないからOK」「出会いは一期一会だから」「今読まなくても、絶対そのうち読むから」などと自分に言い訳しまくり、気がついたら数百冊単位の読んでいない本を抱えてしまうという現象。
みなさんも一度くらいは経験したことないでしょうか?
さすがに100冊ともなると相当なレベルですが(笑)私も読みたい本を見つける速度とそれの消化速度が見合わず「これは読みたい!」と思ってその場でまとめ買いした本が結局読み切れず本棚や机に積んだまま読まなくなってしまうことが良くありました...。
正直、紙媒体だったころはほとんど積ん読に悩んだことはありませんでした。学生の頃は同時に買っても1〜2冊で電車での移動時間も長かったので本が溜まるほどのことはほとんどありませんでした(お金もそんなに余裕なかったし)
ところが社会人になって、お給料が定期的に入ってくるようになるとそのパワーバランスが一気に崩れました(笑)わたしは服や化粧品、美容院などにはそれほどお金をかけないので、新卒とはいえそこまで苦しい生活ではなかったのでふとKindleで本を何冊か買い始めたのが事の発端でした。
まずごっそりと本を大人買いするようになりました、完全に泥沼スタートです。
「あ、そういえばこの作品読んでなかったな」
そう思っても店頭だと10冊とか買う気になれないし部屋のものも増えるの嫌だし...という悩みをすべて解決してしまうKindleは本当に恐ろしい。10巻セットとかポンポンワンクリックで購入してました。
実用書もKindleだと割引になってることが多くて、なにより店頭にいかなくても常に新しいラインナップをベットで転がりながら探せるので出会いは必然と多くなりました。こちらも気の向くままに、レビューが良ければ大体ぽちっとな....
そんな状態が続いて、しばらくしてふと気付きました。
「あれ、この本まだ読んでなかったわ」
端末のリストを見回してけっこうまだ手をつけれてない本が大量にある。しかも結構前に買ったやつもある、数ヶ月前とかはざらに。しかも買ってからそこそこ興味関心が薄れてしまっているので「消化」しなければいけないというタスク感がすごい。
つまり、買ってから時間が経ちすぎると楽しくなくなってるのことが多いと気付いた。
そこで積ん読との付き合い方を考えてみた。
1.自分の積ん読量を認知する
何事も、己を知ってから始まる(言いたいだけ
こんな感じで私はevernoteに読書リストをまとめています。読んでいる本、積ん読、読みたい本に分けてリスト化して「あと何冊残ってるのか?」が見える化します。
これだけでも「あ、あれそういえばまだ読んでない」がなくなります。計画を立てて今週末までにこの2冊は終わりにようなどと考えることも可能です。
あと読了した本を年度ごとにまとめています。
こうすると読むこと自体のモチベーションにもなるし「今年は50冊いけるかなー」とか目標も立てやすいです。買った時に定期的に見直して、最近読んでなかった新しいジャンルを優先して読んだりもします。
2.積ん読していいのは10冊までと約束
これはみなさん自由な量で良いのですが、積ん読していい冊数を自分で決めてしまうようになってから私はぐっと積ん読が減りました。自分の場合10冊なのは、1ヶ月あれば頑張って全部消化できる量だと思ったからです。
そしてそれを超えた場合は購入はしません。
amazonで還元セールやっててもしません(これ重要)
ついつい「安くなってるから」と服と同じ感覚で買ってしまいがちなのがKindle本ですが、やはり服と一緒で安さを理由に買ったものは大体あとで後悔することが多い。ちなみに私は50%還元セールで一気に20冊ぐらいかって金銭的にも積ん読的も痛い目にあったので肝に銘じています...(笑)
代わりに、下の方に書いてある「読みたいものリスト」に本のタイトルを入れておきます。これは特に読みたい!と強く思ったときだけ記入していて、あとは大体amazonの欲しいものリストに入れています。溜まってる10冊を読み終えることになると「あ、もういいやこれ」ってことも少なくないので節約にもなります。
3.「もう読めない」と思ったら潔く諦める
買ったから...
せっかくお金払ったし....
でも、全然頭に入ってこない文章....
そんな経験をしたこと、みなさんもあるのではないでしょうか。
わたしも貧乏性なので「お金を払った」という罪悪感があるだけで「絶対全部消化しないといけない」という謎の使命感にかられていた時期がありました。でも前述した通り本と個人の間には相性が存在します。
「読めないのは自分の理解力がないせいかも...」
と思う方もいると思いますが、私はあまりそう思いません。専門書だと多少関係あるかもしれませんが、実用書レベルなら読む/理解する力はそれほど大きく作用しないと思います。
本との相性は「テンポ」だったり「比喩の使い方」だったり、「翻訳の癖」だったりと様々ですが少なくとも私はもう読みたくない、楽しくないと思ったら読むスピードが5倍くらい遅くなります。しかもほとんど頭に残らない。
小説でも触れましたが、本自体の出来が良い悪いではなく純粋に相性が良くなかったという、ただそれだけのことです。わたしは頭にも残らない時間もかかる作業をするくらいだったら「新しい好きなもの」に触れた方が圧倒的に有意義だと思ったので
「買ったけど読まなかった」
「寝かせてる」
この2つのリストを合わせて管理してます。
「買ったけど読まなかった」はその通り、作者の方には申し訳ないけどこれ以上読む気になれなかった本たちです。出会いをありがとうという気持ちと、今後同じことがないように自戒を込めてしっかり残しておきます。
「寝かせてる」は買ったものの読めてない本、読まないつもりはないけど今すぐ読みたいとも思えない本です。積ん読に似ていますが、自分の中で積ん読は「直近で読む予定のもの」を位置付けているため「いつ読むかわからないけどそのうち読みたい本」としっかり区別しています。
こうすると10冊ルールが膨れ上がることもないし、ずーっと同じ本が溜まっていると読んでないことに対する罪悪感が生まれるので精神衛生も良いです。まあ、だってそのうち読むつもりだから(笑)
いかがだったでしょうか( 'ω')
今回のざっくり内容を超ざっくりまとめるとこんな感じ↓
1.自分の積ん読量を認知する
2.積ん読していいのは10冊までと決める
3.「もう読めない」と思ったら潔く諦める
いよいよ始まる読書の秋!涼しくなって一層過ごしやすい季節です。
せっかくの秋、自分のお金と時間と相談してルールにのっとってより良い読書ライフが送れるようこれからもいろいろ工夫していきたいですね。
それではまた( 'ω')b