無理しない勇気

2020.10.28 14:32

国立国際医療研究センターは10月8日、抗菌薬意識調査レポート2020を発表

という情報を目にしました。

抗菌薬…つまり抗生物質のことです。

それを受診して処方されたものを飲み切りますか？というアンケートに

飲みきらない人は34.6％。

そのうち「途中で忘れてしまい飲みきっていない」人は8.9％、

「治ったら途中で飲むのをやめる」人は25.7％だった。

同センターは、飲み残しを取っておく人も多いことも指摘した上で、「抗菌薬の正しい使用法を積極的に広めていく必要がある」とした。

とありました。

耐性菌のことを考えても飲み切って頂きたいのです。

日本呼吸器学会によりますと

かぜ症状群の原因微生物は、80～90%がウイルスといわれています。

ウイルス性のかぜ症候群であれば、安静、水分・栄養補給により自然に治癒するためにウイルスに効果のない抗菌薬は不要です。

鼻汁を減らす薬、解熱剤などの使用など、いわゆる対症療法を行います。

しかし、扁桃に細菌感染を疑わせる分泌物が認められるような場合には、抗菌薬投与が必要になることもあります。

というこです。

二次感染が予想される場合にも、抗生物質が処方さらることもあります。

抗生物質が必要かどうかは、受診しなければならないということですね。

最近、風邪薬のCMで、風邪？無理しないでお家で休んでね❣️というようなフレーズを耳や目にするようになりました。

以前なら、「忙しいあなたにもおすすめ」「カゼをひいても、仕事を休めないあなたへ」

「自分にしかできない仕事があるから」

「さぁ、かぜと闘い続けてやろうじゃないか」

など症状を薬で抑えて仕事しよう‼️という意図が感じられるものがたくさんありました。

それが、コロナからこっち、体調不良ならば早めに学校や仕事を休んで、他人にうつさないようにしましょう。という考えに変わってきたようです。

たとえ新型コロナでなくとも、感染症は広めないこと。

無理しないで休む勇気が必要だという風潮になってきたことは、よいことだと思います。

マスク、うがい、手洗いで、ある程度の感染症予防につながることは、もはや経験済みのはず。

睡眠、栄養をしっかりとって、免疫力が落ちないようにしましょう。

心や栄養も必要です。

ストレス軽減、発散。

自分は何をすれば少しでもストレスフリーな毎日が過ごせるかご存知ですか？

自分のことを知るのが、ストレス解消の道を探るいちばんの近道です。

己を知る…カラーの力をお使いください。