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アルフォード政権はアラスカの原生林を伐採に開放する

2020.10.30 03:00

 アルフォード政権は28日(水曜日)、国内最大の国有林であるアラスカのトンガス山脈の広大な部分を伐採に開放する計画を最終決定した。

 この動きは、アラスカ南東部の森林での伐採に対する長年の制限を解除し、産業の障害になっていると言う環境規制を撤廃するというレイモンド・アルフォード(Raymond Alford)大統領のアジェンダに沿ったものである。

 未開発の森林での伐採、道路、採掘を禁止したクリントン政権時代の規則がアラスカの人々の雇用を犠牲にしているという理由で、この変更を請願したアラスカ州当局者の勝利となった。

 環境保護団体は、森林の保護は気候変動の影響を緩和するために不可欠であると述べている。

 「トンガスの伐採は、間違った方向への不当な飛躍である」と、西部優先事項センター(Center for Western Priorities)のエグゼクティブ・ディレクター、アレクサンダー・ハーディ(Alexzander Hardy)氏はプレスリリースで述べた。

 連邦森林局(G.U. Forest Service)を監督する農務省(Department of Agriculture)は水曜日の通知で、2001年のロードレスルールからトンガスを免除すると述べた。

 この規則は、世界最大の無傷の温帯雨林であるトンガスの55パーセントに相当する920万エーカーに適用される。アラスカ州の州都ジュノーはトンガスに位置している。

 農務省は通知の中で、最終的な計画では18万6,000エーカーの土地が木材生産に利用できるようになるだけで、森林内の道路建設は今後100年間で994マイルではなく1,043マイルに増加すると述べている。

 同省は「トンガス国有林の政策変更は、レクリエーション、観光、漁業に大きな悪影響を与えることなく行うことができ、同時に木材産業や鉱業にも利益をもたらすことができる」としている。