「ひき逃げ・当て逃げ」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
驚きのニュースが昨日入ってきましたね。
俳優の伊藤健太郎容疑者が車を運転中にバイクと接触事故を起こしたけれど現場を走り去ったひき逃げの疑いで捕まりました。
この「ひき逃げ」を英語で言うと?
「ひき逃げ」=“hit-and-run”(ヒットゥンラン)
例:
“He was arrested for alleged hit-and-run that injured two people.”
「二人を負傷させたひき逃げの疑いで彼は逮捕されました。」
“run”は「走る」という意味以外に「逃げる」という意味もあります。
“hit(ぶつかる) and(そして) run(逃げる)”=「ひき逃げ」
発音ですが、“and”部分が「アンドウ」ではなく「ン」のみになっているのに気付いたと思います。
たしかにゆっくり言うと「ヒットウ アンドウ ラン」ですが、これはハイフン(‐)で繋がっている一単語なので一気に言います。
そして一気に言う時の“and”は「ン」や「アン」という発音に代わります。
例えば「ロックンロール」。
これを英語でちゃんと書くと“Rock and Roll”で、そのまま「ロック アンドゥ ローォ」と発音してもいいですがこれでは一切ロック感が出ませんね。(笑)
“Rock 'n' Roll”という英語表記を見かけた事ありませんか?
この‘n’は“‘and’が略された形ですよ”と表されていて、実際に‘n’を発音する時も「ン」やアルファベットの“n”の音です。
“hit-and-run”も発音は“hit 'n' run”に近いです。
そしてイギリス英語は“hit”の“t”をちゃんと発音して上記のような発音になりますが、アメリカ英語は“t”部分の「トゥ」が聴こえないぐらいの(もしくはしない)発音です。
ひき逃げに話を戻します。
似たやつで「当て逃げ」がありますね。
みなさんはこの違いはわかりますか?
“チューリッヒ保険会社”によると「「当て逃げ」は物損事故に適用され、「ひき逃げ」は人身事故に適用されることです」とのこと。(ちなみにぶつかったのが車のみでもその車内の人が怪我して逃げた場合は「ひき逃げ」だそうです)
英語ではこの「当て逃げ」も“hit-and-run”です。
ひき逃げにしろ当て逃げにしろ、被害者にとってはやり場のない怒りを覚える事でしょう。
ケガをされた方達の一日も早い快復を願っております。
そしてひき逃げや当て逃げが“逃げ得”にならないように警察官の方々は頑張ってください!
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Have a wonderful morning