『わかりやすい話をしたい人』はこのように考えてみてください
説明がわかりやすい人って、『人に伝える技術を勉強しているから』わかりやすいって知ってました?
ただ頭の回転が早いとか、知識が豊富だとかとはまた違う『説明のわかりやすさ』は、まさしく〝技術〟なんです。
『説明がわかりやすい人』は例外なく『例え話が上手なひと』です。
ただ一生懸命に知識を取り入れるだけの勉強をしている人は、その知識の活用に融通が効きません。
1つの事例や物事をそのまま丸暗記しているだけなので、いま自分や世の中に巻き起こっている『リアル』に結びつける事が少ない。
だから適切でわかりやすい〝例〟を思いつかず、その結果 わかりにくい説明になってしまうのです。
説明を聞いてくれる人たちがいかに『身近な事例』だと捉えて想像しやすいか?がキーポイントです。
難しい理論やエビデンスなんかは、大抵頭の良い人たちが言語化した資料でしかないので、理屈上のものである事がほとんどです。
その理屈を、我々の生活の中に置き換えるとどうゆう風になるのか?を例えて話すことができれば、『わかりやすい説明』となりやすいんですよね。
例えば経営学でも、組織論でも、マーケティングでも、先人達が実証してきた『理屈』が存在していて、それをその分野の共通言語で説明をすると確かに〝話が早い〟です。
共通言語とか専門用語というのは、その言葉の意味を知っている人同士が会話をする前提で用いられるものです。
なので、その言葉を知らない人たちにお話をするならば〝わざわざ〟大衆でも理解できる長文に直さなければいけません。
これは物事の説明でも同じで、
説明が分かりにくいのって、話が自分の目線でしかないから相手が理解も想像もしにくい。これでしかない。
では、頑張って勉強した知識を人に伝えるのにもっと上手くなりたい!って人は、
いかに私たちの日常にありふれてる事例に置き換えられるか?を考えながら、常にインプットを繰り返すことです。
本を読みながら、セミナーを受けながら、人の話を聞きながら常に『例えば日常に置き換えると、どうだろう?』と考え巡らせるのがコツです。
僕は常にこの『連想トレーニング』をしながら知識のインプットをしています。
得た知識をそのまま頭に留めて腐らせるのではなくて、食材として仕入れたものをキチンと料理して外に出す!って事をしなくちゃいけませんね。