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風雲お菓子抄

2020.10.29 13:08

「邪魔するぞ」

「お、お代官様!突然どうなされたのですか」

「何か食い物はないか」

「そんなこともうされましても…こんなものしか」

「山吹色の菓子か。サクサクして美味そうだ。もらっていくぞ」

「えっちょ…お代官様!何だったんですか!」

「気にするでない、悪いようにはせぬ」











シンプルイズベストがベストな気がした右ねじです。


ハロウィンに悪代官が越後屋から何かをもらって「悪いようにはせぬ」って言うのが、

トリックオアトリートっぽくね!?とテンション上がってしまったけど、

時代劇とか全く観ないので無理矢理なものになった。

正直描きたかったことはこの記事の冒頭の部分だけである。これで良かったわ。


書いてるうちに、

「代官ってそもそも基本悪巧みできんやん」

「時代劇だと商人が代官の家に行くシーンが多いらしいじゃん」

「水戸黄門見て勉強しようと思ったら水戸黄門放送終了してるじゃん」

「悪代官と越後屋といえば山吹色の菓子だけど、バニラクッキーって山吹色に近くない?」

「はだしのゲンの冒頭で広島で小麦を育てるシーンがあったから、戦前から日本でも小麦栽培してたはずで、小麦と卵と砂糖があればクッキーできるけど江戸時代に作られてたのかなと調べてみたらフォーチュンクッキー日本起源説あったわ」

「サトウキビ栽培してないと砂糖は手に入らないだろうけど、米も甘いんだし米から作ってる糖ないかなと調べてみたら米雨というのがあったわ」

「小麦が安く手に入るなんてことあるのかなと思って調べたら、米より小麦の方が相場的にも安かったらしいわ」

などなど、思いつきのアイデアを文章にしようとするとその都度整合性との戦いと、思いがけぬ学びがありました。


むしろアイデアよりも、その途中で得た学びを話したい、その一心でぇ!(CV:野々村元議員)これを書いてしまいました。

本当にあったかどうかはどうでもいい、成立しえたっぽいのがわかればそれでいいのだ!


お江戸ハロウィン、あったかもしれません。もしそう言う作品があったらコメント欄で教えてください。

すみませんが今日のブログはそれだけです。

おやすみなさい。