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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 絵画の穴から隠し撮りをしてネットに掲載するという「隠し撮り」

2020.10.30 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 絵画の穴から隠し撮りをしてネットに掲載するという「隠し撮り」


 今種も土曜日になった。今週は火曜日にフィンランドの「素肌にジャケット首相」を書いてしまったので、なんとなく土曜日が二回あるような感じだ。10月の末であるということもあり、また、なんとなくアメリカの大統領選挙の前であり、中国も五中全会という政治の節目、そして、日本でも菅内閣による国会が開会したところで、政治の世界では全く動きがなく、ちょうど「節目」で何もない状況になっているような気がする。

一応多くのマスコミや報道関係が、アメリカ大統領選挙に関する内容を報道しているが、残念ながら「どちらが勝つか」というような話ばかり、それも、他国の事なんだからしっかりと中立公正に行えばいいものを、なぜかバイデン候補に有利というよりはトランプ大統領を批判するような内容がたっぷりと盛り込まれた内容ばかりを報道するのである。

非常に興味があるので、あえてここに書いてみるが、だれか「日本の報道を信用して、トランプ大統領にならないと思ってアメリカの投資をした(または撤退した)が、それが外れたことで損害を被ったから、責任を追うべきである」というような訴訟をしてみてはいかがであろうか。日本のマスコミが、トランプとバイデンの候補に割いた時間や、報道内容など分析を加え、そのうえで、「トランプ大統領が落選するということを信じるに足りる状況にあった」として、訴訟をすれば、それほどおかしな裁判にはならないのではないか。そのような裁判の場で、客観的に中立公正な報道を行ったと、日本のマスコミは言えるのであろうか。なかなか興味があるものである。

そのほかでは、今週はフランスとドイツと北海道が再びコロナウイルスの感染者が増えて、フランスドイツでは部分的なロックダウンに、そしてほっかぢおうでは警戒レベルを上げるというような状況になっている。まあ、「油断」と「経済優先」ということの問題点であろう。中国はこれに対して「武官が発生源ではなくアメリカが持ち込んだ」と大々的に報道している。まあ、根拠のない報道というのは中国で普通に行われていることなのだと思ってしまうものである。

絵画の穴からスマホで…性行為隠し撮り、被害に気づかぬ人も

 女性らとの性行為を隠し撮りし、その動画のネット投稿を繰り返していた30代の男が今年3月、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列とリベンジポルノ防止法違反の罪で有罪判決を受けた。

 兵庫県警は判決確定後も、さらに8人分の被害を裏付けた。量刑は重くならないが、立件した訳とは――。

 神戸地裁判決によると、男は2017~19年、10~30代だった女性8人との性行為の様子を撮影し、その動画を女性の顔がわかる状態で動画投稿サイトに投稿した。判決は今年3月9日付。男は控訴せず、懲役3年執行猶予5年、罰金100万円の有罪判決が確定した。

 県警によると、被害に遭ったのは、出会い系アプリを通じて男と知り合い、ホテルに呼び出された女性たち。男はホテル室の壁に小さな絵画を掛けておき、絵画に開けた小さな穴からスマートフォンで隠し撮りしていた。近くで注視しないと、スマホのカメラに気づかないほど巧妙だったという。

 県警は判決が確定した後も捜査を続けた。無料通信アプリ「LINE(ライン)」「カカオトーク」のやりとりを解析するなどし、さらに8人の被害を裏付け、書類送検したという。

 新たに複数の被害が発覚しても、すでに判決が出ていることや全体として一つの罪として考えられるため、新たに罪に問われたり量刑に影響したりしないとされる。

 ある捜査関係者は「容疑者をより重く処罰するためではなく、被害者保護のための捜査だった」。隠し撮りされた動画がネット上にさらされていることに気づかない被害者も多い。「被害を知らせてあげれば、サイトに削除要請するなどの対策もとれる」と話す。

2020年10月26日 13時20分 朝日新聞デジタル+

https://news.livedoor.com/article/detail/19118351/

 さて、今週のエロである。今週は久しぶりに性犯罪について考えてみたい。しばらく土曜日のエロでもあまり「犯罪」に関しては行わなかったので、たまにはいいのではないか。

さて、先に宣言しておくが、私自身は「犯罪行為」に関しては、当然に奨励もしなければ擁護をするつもりもない。一方で、「では被害者が必ずしも100%の無垢な被害者なのであるか?」という疑問が出てきてしまうものである。殺人や窃盗などとは異なり、双方に何らかの欲があり、その欲望において犯罪が形成されているという特徴がある。もちろん、殺人などでも、ケースによっては加害者の同情すべきものがあるが、性犯罪などは基本的に「何らかの行き違いがあっただけなのではないか」「金やその後の何らかのやり取りの問題ではないか」など、様々な内容が出てきてしまう。もちろん、痴漢や強姦などは、そうではないケースもあるが、様々な意味で、被害者を100%擁護できない部分があることも確かなのではないか。

さて、今回の犯罪は、男がホテルに絵画を仕掛けておいて、その絵画に開けた小さな穴からスマートフォンで隠し撮りをし、それを動画投稿サイトにアップしたというもの。まあ、動画投稿サイトにアップすることが、犯罪を構成していて、「わいせつ電磁的記録記録媒体陳列とリベンジポルノ防止法違反の罪」<上記より抜粋>ということなのであるから、まあ、犯罪なのであろう。

さて、上記のように100%同情できないというのは、「なぜぞのような男と性行為に至ったのか」ということが見えていないからである。まあ、基本的にはないと思うが、被害者のうち何らかの形で、動画を取ることを承諾していたあるいは、意思表示をしないまでも何らかの形でそのことを知り、許容していたという人がいるかもしれないわけである。もちろん裁判の中でその辺は審議尽くされているのであろうが、まあ、実際と裁判の時に証言を変える人は少なくないので、何とも言いようがないところであろう。そもそも「性行為をする前提」というのはいったい何なのであろうか。「売春」なのか「自由恋愛」なのか、あるいは「薬などを使って持ち込まれた」のであろうか、そこに何らかの本人の意思の介在があったのかなども問題になる。単純に言えば、薬などで強姦(または準強姦)に当たる場合(法律的には、抗拒不能の状態にあるかどうかということなのであるが、そうではなく女性本人の自由意思があって性行為に及んでいる場合)には、なぜそのような怪しい男と性行為に及んだのかということも大きな問題になろう。

その辺のところがあるので「執行猶予」が付いたというように考えるべきであり、まあ、余の女性擁護派は怒り狂うかもしれないが、このような被害に遭った場合といえども女性は無過失責任ではないということになるのである。

それにしてもこの男性はなかなか努力家であろう。絵画に仕掛けたカメラがあり、それを後で回収するなどのことがなければならないのであるから、大変である。また兵庫県警も大変なのは、捜査が終了後も動画などの検索しているということになる。まあ、女性の性行為をずっと探し続けているということなのであるが、この事件ではなく他の事件でそのようなところを見る場合「途中から飽きるよ」とあっさり言われたのを覚えている。一応外の映像が写っていないかなどを全て見るそうであるが、まあ、その作業は「勤務寺中にエロビデオを見るのだが同じのばかり見せられていると、あまり興奮しない」そうである。何事も仕事になると大変なのであって、下衆の勘繰りで「いいな」などと思わないようにしなければならないのである。