悪魔の布―縞模様の歴史 epubダウンロード
2020.09.29 03:33
悪魔の布―縞模様の歴史
によって ミシェル パストゥロー
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悪魔の布―縞模様の歴史 epubダウンロード - 内容紹介縞模様の衣服は中世には悪魔の布と見なされ、売春婦、死刑執行人、旅芸人などが身につけた異端のシンボルであった。その後、現代にいたるまで価値判断が二転三転した縞の歴史を広く絵画、文学などに探りながら、西洋社会を視覚的に考察した異色の図像学(イコノグラフィー)。内容(「BOOK」データベースより)縞模様の衣服は中世には悪魔の布と見なされ、売春婦、死刑執行人、旅芸人などが身につけた異端のシンボルであった。その後、現代りにいたるまで価値判断が二転三転した稿の歴史を広く絵画、文学等に探りながら、西洋社会を視覚的に考察した異色の図像学。
悪魔の布―縞模様の歴史の詳細
本のタイトル
悪魔の布―縞模様の歴史
作者
ミシェル パストゥロー
ISBN-10
4560028729
発売日
1993/05
カテゴリ
本
ファイル名
ファイルサイズ
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ボーダーTシャツが謎だ。無地のTシャツに縞模様が入っているだけ。だがお洒落かつスタイリッシュに見えるのはなぜだろう。横縞に隠された意味を知りたい。『悪魔の布‐縞模様の歴史‐』を手に取った。各歴史において縞模様は、意味を持っていた。特に中世で縞模様を身に着けた人々の功績は大きい。まず横縞の概念を覆された。中世では、身に着ける人は忌み嫌われる人ばかりだった。見るものを惑わす横縞模様のあいまいさが理由だ。ユダヤ人、道化、ハンセン病患者、精神病患者、死刑執行人、売春婦。いずれも異質者、逸脱者、悪魔として区別されていた。近世では、身に着ける人は自由、革命の象徴として政治的な意味を持つ。縞模様の価値観が前向きに変化したのだ。しかしミシェル・パストゥローは、指摘する。秩序への違反者は中世の横縞への後ろ向きな価値観を引きずっている。だから縞模様を新体制への象徴に変えたのだ。と。現在、縞模様は多様化した。良い意味でも悪い意味でも、どちらにもとらえられるようになる。囚人服、パジャマ、子供服。相変わらず中世で生じた視覚による効果は変わらない。囚人は罪を犯した者と区別さる。パジャマは休息している間に、悪魔から身を守る格子を象徴する。子供服は汚れが目立たないための衛生のしるしだ。いずれも意味を持って縞模様はつけられたのだ。縞模様は人の目を引き付ける、目立つ。という実例が、『悪魔の布‐縞模様の歴史‐』では何度も繰り返される。土台が築かれたのは、「悪魔の布」と称された中世での印象が根強い。縞模様がお洒落かつスタイリッシュに見える理由も明らかになる。中世で定義づけられた「悪魔の布」をあえて身に着けているからなのだ。中立的なことでも、自然なことでもない。覚悟が必要になる。目立つことを恐れてはいけないのだ。勇気を振り絞った人が、感嘆や憧れの目でみられるのは自然の成り行きだ。劣等感と恥じらいを乗り越えてまで、縞模様を身に纏えるか。『悪魔の布‐縞模様の歴史‐』は、横縞を真面目に考える機会を与えてくれる。