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Murakami PDF Books 2020

ライシテから読む現代フランス――政治と宗教のいま (岩波新書)オンラインブックダウンロード

2020.08.31 19:27

ライシテから読む現代フランス――政治と宗教のいま (岩波新書)

によって 伊達 聖伸


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ペーパーバック : 393 ページ
作者 : 伊達 聖伸
出版社 : 岩波書店 (2018/3/21)
コレクション : 本
ISBN-10 : 400431710X
フォーマット : Paperback, Hardcover, Epub, PDF, Kindle
発行日 : 2018/3/21
平均的な顧客フィードバック : 3.6 5つ星のうち(4人の読者)
ファイル名 : ライシテから読む現代フランス-政治と宗教のいま-岩波新書.pdf (サーバー速度28.73 Mbps)
ファイルサイズ : 19.81 MB

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ライシテは「宗教からの政治や個人の自律」を指すもので、フランスのライシテは共和国の基礎にある考え方の一つとさえいえる。しかしライシテというのは一枚岩なものではなく、むしろその多様な解釈を巡ってフランス内では過去も現在も様々な論争が起きている。本書冒頭で紹介されているのは、市庁舎の結婚式で祈りの言葉を唱えると式が即刻中止されるヴァンドゥーブル・レ・ナンシーの厳格なライシテと、市の体育館をユダヤやイスラムの組織に貸し出したり、給食に宗教を配慮した複数のオプションを設けたりするサルセルの柔軟なライシテである(フランスでは前者的ライシテの支持が多いらしい)。2017年のフランス大統領選でも、ライシテをどう理解するかは一つの争点となった。もともとライシテは共和国とカトリックの関係として構築されてきたものであった。宗教を否定するライシテと、宗教予算などを付ける代わりに宗教を国家が管理するライシテとの論争を経て、1905年の政教分離法では、個人の信教の自由、国家の不介入、宗教組織の団体化(民営化)を示している。これをユダヤとプロテスタントは速やかに受け入れ宗教組織に改組したが、カトリックは受け入れず、結果としては「宗教施設は公有だが無料使用でき、修繕費なども公費で補われる」というカトリックが得をするような解決をする。その後も最近ではカトリックを一部組み込んだカト=ライシテと呼べるような理解も多く、ヴェール事件に代表されるイスラムとの関係と対比すると不平等にも見えることがある。ヴァンデ県議会ホールとムラン市庁舎の中庭にキリスト生誕の像が設置されるということの妥当性を争う裁判は、それが文化・芸術・祝祭か宗教かで裁判所ごとに判決が大きく揺れ動いた。一方、託児所で働く女性がヴェールをかぶっていることを論拠に解雇されたバビル―事件では、紆余曲折を経て最終的には解雇は合法とされた。ただし注意すべき点として、公立校ヴェール禁止は「親にヴェールを強制される生徒」を念頭とし、ライシテを謳っているのに対し、ブルカ禁止法は成人の公共の場での振る舞いを制限するもので、もはやライシテとは謳っていない。2013年世論調査では、「私企業で女性がヴェールをかぶって働くこと」を84%が反対と答えている。しかし一方で、一連のヴェールを巡る法制化や世論は「メディアなどによって作られたものだ」という批判もあり、特に学校の生徒へのアンケートでは、同級生のヴェール着用に抵抗のない生徒が大半だという結果が紹介されている。ムスリムの中にも、ヴェールを「イスラームの抑圧や女性蔑視の象徴」と見る人もいれば、「アイデンティティや自己選択」として見る人もおり、ヴェールへの立場、ライシテ理解、イスラームはどうすべきか等についても様々な意見がある。本書後半では、そうした様々な立場の人がどのように考えているか、というのが紹介されており、ムスリムの側もまた一枚岩ではない様子を見ることが出来る。飛ばしてしまったが、本書中盤では、カラス事件とドレフュス事件を軸に、フランスにおけるマイノリティ宗教迫害の状況とそれへの同時代の批判が紹介されている。本書の最後は、フランス以外のライシテとして、ケベックと日本を紹介している。ただ日本については「アメリカ的なライシテ」として政教分離のことをやや強引にライシテの議論に絡めている感じで、これを論ずるならばせめてアメリカにおけるライシテ、政教分離にある程度紙面を割かないとよく分からないという印象を持った。全体としては、フランスにおける宗教、特に宗教的マイノリティを巡る状況をライシテを軸に紹介してくれており、どの立場から見るにしてもためになる本だと思った。著者の前著(ライシテ、道徳、宗教学―もうひとつの19世紀フランス宗教史)がライシテの歴史的側面を考察するものだとすれば、本書はその現代的諸相を見せてくれるものだと言えよう。ヴェール論争、文化多元主義、マイノリティの問題等に関心のある人には有益な一冊であろう。