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藤田晋 invitational RTDリーグ

藤田フジタFUJITA!WHITE DIVISION 第6節 4回戦A卓レポート

2016.08.12 11:00

8/6(土)22:18よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDマンスリーリーグWHITE DIVISION 第6節 4回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

佐々木 寿人(日本プロ麻雀連盟)

小林 剛(麻将連合μ)

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

石橋 伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。


開始前の成績はこちら↓

小林と直接対決のため、ここでトップを取ると4位に食い込める藤田が、とにかくアガる。

まずは石橋のホンイツ仕掛けと小林のリーチに挟まれながら、仮テンの9m単騎で粘ってツモ。


続いて、オヤで仕掛けて500オール。


そして、1本場では4000オールで体一つ抜けた。


しかし、ここから手を緩めず、常に攻撃態勢を崩さないのが藤田。

佐々木にメンホンテンパイが入った直後に、またも仮テンツモアガリ。


かと思えば、今度はリーチでツモアガリ。

もう藤田しか見えない。

このゲーム、金太郎飴の如く、どこを切っても藤田である。


そして、3者の心を完全に折ったのは、これ。

白が重なった直後、オタ風の北をポンする藤田。

もうこの時点で、3者からは「またかよ」というため息が聞こえてくる。

確かに北は2枚目なのだが、これだけ点数を持っているのであれば、多くの者はチートイツのイーシャンテンに構えて安全牌を残す選択をするだろう。

これを仕掛けられるのは、常に攻撃の準備を怠らず、強い精神力を持つ一流の勝負師だけである。


すると、これに対して小林がダブ東ポンで応戦。

ドラ単騎のオヤマンテンパイを組む。


この仕掛けに対する藤田の対応が圧巻だった。

途中でドラの9mを掴んでいた藤田、6mを引いてテンパイしたのだが、9mを打たず、ノータイムで3pを打ち抜く。

すると、次巡には白をポンしてテンパイ。

小林のカンでダブドラになった9mをツモってハネマン。

見事な対応から、ダメ押しを決めた。

武器としている攻撃態勢からの柔軟な対応でトップを取り、目論見通り最終節を4位で迎えることとした藤田。

BLACK DIVISIONに続き、WHITE DIVISIONでも準決勝進出が見えてきた。

いよいよ次節は最終節だ!


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)