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金田明夫、小島藤子、松田るか、宅間孝行ら出演の舞台『くちづけ』の東京公演開幕!

2020.10.29 14:35

(©タクフェス第8弾「くちづけ」製作委員会/友澤 綾乃)


2020年10月29日、タクフェス第8弾『くちづけ』の東京公演が、池袋・サンシャイン劇場で開幕した。既に、埼玉公演、愛知公演を終え、いよいよ東京で上演開始となる。

出演は、2010年の初演・2015年再演、そして今回と3度目の出演となる金田明夫をはじめ、前作に続きかとうかず子、柴田理恵、Moekaが同役にて決定。また、新たに、小島藤子、松田るか、岸田タツヤ、倉田茉美、松村龍之介、若林元太、はるはる、北代祐太、そして斉木しげるという、実力派俳優陣からお笑い芸人まで、個性豊かな顔ぶれが出演する。

東京公演開幕前に、出演者全員からコメントが届いた。

【金田明夫(かねだあきお)/愛情いっぽん役】

初演から早10年。人として、また演者として少しは成長している芝居をお見せできればと思っております。


【小島藤子(こじまふじこ)/阿波野マコ役】

東京生まれ東京育ちの身としては東京で初日を無事迎えられたこと、とても嬉しく思います。マコちゃんの真っ直ぐな愛情表現やうーやんとの可愛らしいやり取り、父であるいっぽんとの触れ合うシーンは、全てが切なく愛おしいもので、毎公演大切に演じています。人と触れ合うことを躊躇してしまうこんな時だからこそ、個々の思いで感じとれる何かがあるのだと思います。観てくださった方々の心に残る舞台になると嬉しいです。


【松田るか(まつだるか)/国村はるか役】

舞台も2度上演され、映画にもなった作品なので、楽しみにされている方もたくさんいらっしゃるかと思います。飯能・刈谷公演で学んだことを活かし、「再再演も良かったね」「再再演はもっと良かったね」と言って頂けるよう全力で演じます。常にベストな状態で、回を重ねるごとにアップデート出来るように頑張ります。どうぞ楽しみにしていて下さい。

【岸田タツヤ(きしだたつや)/夏目ちゃん役】

万全の体制で皆様をお待ちしております。このような状況下でお越しくださる皆様の想いに負けないように演じさせて頂きます!


【倉田茉美(くらたまみ)/宇都宮智子役】

「お客さんにどうしたらもっと喜んでもらえるか、自分の出来じゃなく、自分がどう見られるかじゃなく、お客さんに。それを考えたら、緊張する暇もないですよね。」と大切な人に言われた言葉を思い出して、誠心誠意やりきります。


【松村龍之介(まつむらりゅうのすけ)/酒巻くん役】

埼玉、愛知公演を経ていよいよ東京公演。これまで培ってきたモノをしっかりと劇場へお越しの皆様に届け、昇華するつもりです。くちづけはより多くの方に観劇して貰いたい、感じで貰いたい作品。劇場でお待ちしております。

【若林元太(わかばやしげんた)/島ちん役】

飯能、刈谷でお客様からたくさんのパワーをいただき東京でも最高の「くちづけ」を皆さんと一緒に楽しみたいと思います!全力で届けるので、この時期に足を運んでくださるお客様も安心して楽しんでください。頑張ります!


【はるはる/みなみ役】:

このご時世に舞台に立てること、そして足を運んでくださるお客様がいることに本当に感謝です!ありがとうございます!私が演じるみなみちゃんは、出番こそ少ないものの『知的障がい』と向き合うにあたって重要な役だと思っています。みなみちゃんの言動によって決して他人事ではなく、みなさんの日常の中でハッとさせられるような、そんな気づきのきっかけになれるよう頑張ります!


【北代祐太(きたしろゆうた)/頼さん役】
さぁ!いよいよ東京公演が始まります!沢山の方に見て頂きたい作品です!!演者一同心を込めて!熱量持って!!あつ〜〜い『くちづけ』お届けします!!!唇磨いて待っててねー!!!


【Moeka/ちーちゃん役】

“くちづけ”のちーちゃんと同じ障害のある私がちーちゃん役を演じる機会をいただき、とても嬉しいです。
“くちづけ”は私のような障害がある人と、あまり係わることがなかった方も、当事者とその家族の思いを感じるきっかけになるお話です。たくさんの方に観て欲しいです!


【柴田理恵(しばたりえ)/袴田さん役】

人にやさしくしたくなる芝居です。大切な人を大切にしたくなる芝居です。

【かとうかず子(かとうかずこ)/国村真理子役】

ラスト、スクリーンに流れるいっぽん先生とマコちゃんのアルバムとても素敵です。劇場に勇気を持っていらして下さった皆様に、深く感謝し、サンシャイン劇場で皆さまと共に過ごせる幸せを心から喜ぶ私です。頑張ります!今年のくちづけは、貴重な体験になりました。


【斉木しげる(さいきしげる)/国村先生役】

演劇で社会性をテーマにした舞台は初めてなので、大変身が引き締まるような思いをしています。とは言えエンターテインメントとして楽しんで頂けるのが一番です。この時世で舞台の上に立てることは役者冥利に尽きます。これを喜びとして、僕自身も楽しみながら、皆さんの胸に残るものをお届けできればと思います。


【宅間孝行(たくまたかゆき)/うーやん役】

3回目の主人公愛情いっぽん演じる金田明夫が最高の円熟味を披露し、小島藤子が歴代ヒロインに負けないマコを堂々と演じてます!いぶし銀の斉木しげる、かとうかずこがきっちり脇を固め、柴田理恵は爆発的に物語に笑いを巻き起こします。美少女 松田るかがフレッシュに女子高生を演じ最年少ながら物語を引っ張り、バチェラーの覇者 倉田茉美が泣き所をきっちり演じ初舞台とは思えない堂々とした芝居を見せております。若手たちもきっちり要所をこなし、3度目にして決定版の『くちづけ』ご披露致します!劇場でお待ちしてます!

宅間孝行の代表作の一つである『くちづけ』は、2010年の初演以来、演劇としてだけでなく、そのストーリーの社会的意義についても非常に高い評価を受け、2013年には堤幸彦監督によって映画化。

2015年秋に「タクフェス第3弾」として上演した際には、実際に知的障がいのある女優、Moeka(町田萌香)を起用したことも話題となり、本作でも続投することが決まり、待望の再再演となる。

自立支援のためのグループホームを舞台に、知的障がい者とその家族の日常、地域の人々との交わりを通し、現実にある様々な問題を浮き彫りにした本作は、社会に対する問題提起そのものでありながら、全体をコミカルなトーンで描いたエンターテインメント作品。単なる社会派ドラマの枠を超え、観る者を笑いと涙の感動へと誘う。

本当にあった出来事を元にした『優しくも切ない物語』をお届けする。

タクフェス第8弾『くちづけ』公演は、2020年10月16日(金)埼玉・飯能市市民会館(プレビュー公演)、2020年10月23日(金)~25日(日)愛知・刈谷市総合文化センターアイリス大ホール、10月29日(木)~11月8日(日)東京・サンシャイン劇場、11月20日(金)・21日(土)札幌・道新ホール、11月25日(水)~29日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演となる。

今回は、映像配信も行い、劇場だけでなく、自宅でもお楽しみいただける。詳細は、公式HPにて。


公式HP:http://takufes.jp/ 


(©タクフェス第8弾「くちづけ」製作委員会/友澤 綾乃)