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からだ、こころ、たましいの学び屋

【感情を感じてみたい、季節ですね】アダム 徳永さんのメルマガより

2020.10.30 10:17

以前の私は

四季の移ろいも

気づかない人生を

生きてきました。

いくら美しい景色を見ても

まったく感動しなかったのです。

それは仕事にこころが

忙殺されていたからです。

しかしこのところ私の涙腺は

ずいぶんと緩んでいます。

風の音が聞こえてくるだけで

なんだが目頭が熱くなるのです。

これは水槽に入れたボールが

浮力で浮き上がってくるように、

感情がわき上がるのです。

私のこれまでは

仕事の忙しさで

感情というボールが

押さえつけられて

いたのかもしれません。

もしあなたが仕事に追われ

こころの余裕を亡くして

おられるなら

少し意識を変えてみませんか。

目の前の景色が

ずいぶん変わりますよ。

人は関心があるものや

意識していることしか

目に入りません。

つまり自分の幸せや喜びに

意識を向けていなければ、

いくら喜びの種子があっても、

それに気がつかないのです。

すべてが素通りしてしまいます。

しかし幸せや喜びを

意識していれば、

さまざまな美しいものが

目や耳に飛び込んできて、

それが喜びにつながります。

道端に咲く花、

小鳥のさえずり、

やさしい木漏(こも)れ日。

ちょっとした風物に

関心を向けるだけで、

何ともいえない

幸福感に包まれるのです。

五感を通して得られる喜びは、

日常生活の至るところにあります。

忙しい仕事を一時わきに置いて、

リラックスしてみてください。

脳を空っぽの状態にして、

ボーッとしてみてください。

こころが緩むことで

感動と喜びが

スーッと入ってきますよ。


アダム徳永