行動発達 -社会性の成り立ちー
2020.10.30 11:34
講師 荒田明香
動物の社会的な行動の成り立ちを、発達学・進化学的視点から研究しています。母子間の相互作用や幼少期環境によって社会行動が発達するメカニズムや、コミュニケーション能力に関わる遺伝子や内分泌機構の解明を目指しています。ヒトと類似の社会性を持つイヌを対象とすることで、イヌの問題行動予防や使役犬の育成向上に応用できるとともに、ヒトの社会適応性の発達の理解に貢献することを目的としています。