紫外線って、怖いの??
今回は、紫外線についてです。
今更ですが、やはり紫外線の知識は大事です。
では、紫外線とは?
UVとは「ultra violet」の略です。
UV-AとUV-Bがあります。
いわゆるA波とB波。
このふたつが、主に、肌トラブルの原因。
UV-A
浴びているのが気づかないほど、弱い光。
晴れていないのに、日焼けした。
ガラス越しに日を浴びていたら日焼けした。
などなど、
このA波が、原因でシミや日焼けが起こると考えられています。
UV-Bより肌の深くに入り込んできます。
このA波は、「曇りでも照射量が変わらない」紫外線です。
曇りの方が焼けるというのは、曇りだから日陰に入らないとか、曇りだから日焼け止めクリームをつけないとかの「油断」が原因です。
このA波は、日当たりの良い部屋の中にも入り込みます。
窓際のお昼寝に要注意です。
UV-B
ヒリヒリする。赤くなる。
ヤケドのような症状(サンバーン)を起こすB波。
やはり、シミの原因になります。
しかし、A波に比べると直射日光に当たらなければある程度防げます。
話はかわりますが、
日光に当たらないと、骨が弱くなるという話しを聞いたことないですか?
これは、カルシウムを吸収する際に必要なビタミンDの生成にかかわります。
食品から摂るよりも日光(紫外線)を浴びた皮膚からビタミンDは多く生成されます。
「過度の紫外線対策は、骨がもろくなる??」
環境省は、このような見解です。
ビタミンDの観点からは短時間の日光浴は必要ですが、一方で紫外線には発がん作用などの
好ましくない作用があるのも周知の事実です。私たちは、この両方を上手に秤にかける必要が
あります。「何分ぐらい日光浴すれば足りるの?」というのは、皆さんが良くされる質問ですが、地域(住所)や季節、時刻、天候、服装、皮膚色(スキンタイプ)など多くの要因で左右されるた
め、一律に「○○分」と表現することはできません。「○○分」はあくまでも目安で、地域や季節、
時刻などで判断することが必要です。これらを踏まえた上で、400単位(10μg)のビタミン
Dを産生するのに必要な時間を計算してみると、標準的な日本人(スキンタイプⅢ)が、皮膚の
25%(概ね、両腕と顔に相当)を日焼け止めをせずに露出して、東京都心で8月1日の昼ごろ、
雲が少しある晴れた日に外出するとして3分間。同様に1月1日の昼ごろに12%(顔と手程度
に相当)を露出して外出すると約50分などと計算されます。https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
まとめると
「上半身の顔と腕を出して、夏の昼なら3分。冬の昼なら50分」とされてます。
またWHOの見解をざっくり言うと
「週2~3回、顔、両腕、両手で5~15分。下緯度の地域は、もう少し少なく」
だそうです。
普段の生活なら、朝起きてカーテンを開けて、窓際で背伸び。そのまま、日の光で朝食を取ればOKと言えるでしょう。
野菜のウドのような生活をしなければ、気にしなくていいってことですね。
4~9月の10時~15時までは、UV対策をしっかりすると美白につながりそうです。