猿祖降臨及治地龍 左隻 うきぞう絵日記その94
うきっ! うきぞうでございやすっ!
さてさて! 昨日に引き続き、猿ヶ嶽(さるがたけ)温泉の郷土資料館にて遭遇した屏風「猿祖降臨及治地龍(そえんおりたちちりゅうをおさめるのこと)」の話題でございやす!
散々引っ張って申し訳ない感じでやすが、いよいよお待ちかね! ・・・って、ひと目見りゃもうお解かりでやすよねえ?(苦笑)
☆左隻の向って左上に描かれた、
猿祖を降り立たせたる乗り物(?)の姿かたちっっっ!☆彡
それを発見した瞬間、一同は息を飲んで凍りつき、熊さんに到ってはあまりのことにとうとう卒倒しちまったぐれえで、さすがにこりゃあ仰天しやさあね。
この絵が描かれたのはおよそ150年ほど前らしいんでやす。由緒書きにゃあいささか眉唾な点も散見しやしたが(失敬失敬。地元の方にはごくごく真剣な伝承なんですものね)、さすがに描かれた年代にまで嘘は書かねえだろうし、するってえと・・・・・・。
そうなんでやす! 今回の旅行中に熊さんが目撃したと言っている “宇宙船” とやらも、八丈島くんが幼少の頃に見たことがあるってった “謎の物体” とやらも、
150年も前に、すでにこの星へとやって来ていたっっっ・・・!!!
ってえことになっちまう・・・。
・・・いや。同じ飛行物体であるとは限らねえ、形が同じなだけで中に乗っている(何者かが乗り込んでいるもんとして)のは別の猿なのかも知れねえ。
だとしてもまあ、時空を超えて同じ形のものが目撃されているってえ事実は変えようもねえ次第で、こりゃあもう、うきぞうなんぞの理解を超えちまっている・・・!
いってえこりゃあ何なんでやしょうかね。本当に他の星からやってきた “宇宙船” なんでやしょうか? ・・・ぃえっ。本当に・・・・・・?!
ちょいと何だかぞっとしない話でござんすよねええ。わくわくするったあ、ま、わくわく感も確かにあるんでやすが、怖い気持ちの方が増しておりやすです。
その手の目撃談なんて、世間じゃありふれてよっくございやすし、テレビだとかでそっち系の番組をやっている分には面白がって観ちゃおりやしたが、実際自分の身の周りに起きてみるとね、ぞぞぞ~っていたしやすよぉ~~、いやほんと。
とっとと事の真相(なんてものが存在するのなら、でやすが)が明らかにならねえと、どうにも据わりが悪い。当事者の熊さん(八丈島くんもか?)なんてもっと心中穏やかならざる状態でやしょうしねえ~。
どうにか落とし処、欲しいもんでえござんすっ!
(2010年1月21日21時57分初出。加筆修正して再掲載)