一神教と戦争 (集英社新書)本無料ダウンロード
2020.05.23 03:21
一神教と戦争 (集英社新書)
本, 橋爪 大三郎
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ペーパーバック : 285 ページ
作者 : 橋爪 大三郎
出版社 : 集英社 (2018/12/14)
コレクション : 本
ISBN-10 : 408721060X
フォーマット : Paperback, Hardcover, Epub, PDF, Kindle
発行日 : 2018/12/14
平均的な顧客フィードバック : 3.7 5つ星のうち(6人の読者)
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イスラム教もキリスト教も一神教だが、その内容はかなり違う、ということがよくわかる。キリスト教は人治、イスラム教は法治、キリスト教は神は王を通して人民と契約するという形をとったので主権国家や国記用の概念とと相性が良く、イスラム教にはそもそも国家の概念がない。通常兵器での戦争が主流だったころは、主権国家が最強だった。宗教と政治(世俗)と軍隊が役割分担しつつ同じ方向を向いて戦えたからだ。状況がかわったのが核の登場以降だ。核兵器は主権国家と折り合いが悪い。主権国家単位のパワーバランスが核によって崩壊させてしまうからだ。この指摘は興味深いと思った。そこへきてイスラムだけ核を持っていない。そもそもイスラムの戦争法では民間人に対する殺害は許されないので核兵器の使用は認められない。とはいってももたなければ滅ぼされるかもという場合はそうもいっていられなくて、パキスタンのような例外も出てくる。しかしながらパキスタンの核は明確にインドの核に対するもので、イスラムの安全保障のためではない。ただこうした例外が今後増えていき、「サウジアラビア、トルコ、あるいはエジプトも、核兵器を持つ方向に動いていくのは確か」であるとする中田孝先生の指摘は重大だ。なかでもサウジアラビアはイランの核に対抗して持つ可能性が高く、その技術は軍事諜報で関係の深いパキスタンから導入できると。その次に可能性があるのはトルコで、イスラームの盟主としてパキスタンで「さえ」もっているものは自分たちももっていて当然、というロジックだ。仏教とキリスト教は極東日本にまで届いたが、イスラム世界は届かなかった。文化としても思想としてももっとも遠いのがイスラムだ。日本にとって中東とは「資源輸出国」以上でも以下でもなかった。しかしいま、キリスト教がどんどん世俗化して形骸化するなか、イスラム教がその勢力を拡大しつつあり、日本にとってもイスラムをなにかエキゾチックなものとしてとらえるのではなく安全保障の観点から考えることが必要になってくるだろう。