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風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第242段

2016.08.12 13:58

お守り

 ブラジルに戻り、一夜が明けた。

 まだ旅行の余韻が残る中で、荷物の整理をした。

 日本に持って行った鍋や衣類をスーツケースから出していった。

 お土産を出した。

 沢山の頂き物である。

 出すたび、頂いた人の顔が浮かぶ。

 食べ物、日用品などを分けていった。

 その中で、「お守り」を頂いた。

 1つは、「勾玉のペンダント」。

 また1つは、手作りの「Mのイニシャルが彫られたストラップ」。

 爺さんが、ブラジルで何をしでかすか、心配して私に持たせてくれたと思っている。

 もう1つは、100円ショップで売られている「携帯用ランプ」。

 何処にでもある、ランプに綺麗に「トールペイント」で、細かい花が描かれている。

 プロ級の絵である。

 100円の「携帯ランプ」と思えない。

 スイッチを入れると、遠くまで光が届く。

 きっと、私のブラジルでの生きる道を、間違いないように照らしてくれると思う。

 「爺さん、むちゃしないで・・・。」と言っている。

 頂いたお守りは、外出時に何時も持って出かける小さなショルダーバッグに入れようと思っている。

 

 荷物を整理し、庭を見た。

 やはり、雑草である。

 40日放っておいたのだから、雑草は、勝手気儘に成長していた。

 また、草取りを始めよう。

       握り締め 遥かな人を 廻らせる

             わが人生を このお守りに