熊あり谷あり!WHITE DIVISION 第7節 2回戦A卓レポート
8/13(土)20:23よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDマンスリーリーグWHITE DIVISION 第7節 2回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
石橋 伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山田 浩之(日本プロ麻雀連盟)
瀬戸熊 直樹(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
ここまで450ポイントを叩き出している瀬戸熊。
この半荘でも若干先行を許すが、すぐにこの6000オールでトップ目に立つ。
すると、次局にはダブ東アンコのリーチで決めにいった。
このシャンポン待ちはヤマに3枚生きている。
しかし、そんなときに仕事をするのが藤田。
藤田が追いかけリーチを放つと、瀬戸熊が一発で掴んでマンガン。
藤田が、瀬戸熊から決め手のチャンスを奪う。
藤田が瀬戸熊を仕留めたことで、一気に平たい展開になると、石橋がオヤリーチ。
これに対して、前巡に石橋の現物3s待ちでテンパイしている瀬戸熊が、無スジの3mを掴む。
この3mはもう押せないだろう。
しかし、瀬戸熊は一発で3mを打った。
しかも、リーチのおまけつきである。
これは、「3mを押すならリーチしないと見合わない」という打点的な意味合いが最も強いが、先制リーチの現物待ちならツモ切りリーチしてこないと読ませる意味合いもある。
だが、これはあくまでパワープレイであり、パワープレイは失敗する可能性の方が高いものである。
すぐに瀬戸熊が5mを掴み、3900。
ダマテンなら藤田からすぐに3sが出ていた可能性が高いため、完全に裏目となってしまった。
今日の瀬戸熊は場があまり見えていないように映るが、それでもきっちり手を作り、オーラスにオヤリーチ。
これに対し、ラス目の山田が追いかけリーチ。
続いて石橋も参戦する。
枚数的には石橋有利だったが、石橋がすぐにラス牌の4mを掴み、瀬戸熊がトップを決めた。
6000オール引いたところから、一時期3着まで落ちた瀬戸熊だったが、最後はきっちりトップをさらっていった。
本調子ではないが、山あり谷ありの展開を制し、「ここに熊あり」を再度見せつけた。
このトップで、瀬戸熊のポイントはついに500を超えている。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)