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kojinkai

解答の修正力。

2020.11.01 01:00

小学5.6年生は本日模試でした。

6年生は受験が近くなってきており、

毎年このあたりでは

最大限のパフォーマンスが出ることが

多く、例年通り高い点数帯を

マークしていました。


5年生はやや苦戦気味でした。

善戦するも、やはり国語の出来が

全てを占っているように思います。


6年生は成績帯の高い子は

間違いなく国語を90点台で

ほとんど全ての回を突破しています。


それに比例して、理科や社会の

識別問題への対応力が

高くなっているのが伺えます。



これはここ数ヶ月の課題ですが、

5年は明らかに国語が弱い子が

多いのです。


しかし、解答の様子を見ていると、

間違っている答えを正しい答えに

修正する姿が多く見られ、

思い込みを疑う習性は

だんだんと身についてきていることが

解答の過程を見ていて分かりました。

この点については、成長してきたなと

思います。


点数上だけで見えてこない部分も

正確に評価しなければいけません。


間違っている問題については、

根拠が薄いのに

本文を読み込まずに解いている様子が

明らかに伺えました。

解答形式のミスもまだ見られ、

成績の向上にはまだ数回の

経験を要すると判断しています。



根本的なことですが、

5年生は自己主張も少なく、

自ら発信する力がまだ欠けています。

もっと、文を書く、文を読む、

あるいは、自分の言葉で表現する

という点について、主体性が

必要なのだろうと模試を通して

ハッキリと感じられました。


経験量よりも、

主体性がテーマです。


冬休み前ですので、

読書感想文をテーマに

この子たちの添削指導をしながら

文を書くことを学び、それを通して

人の文を読む面白さを

改めて学んで行けるように

これから仕掛けてゆきたいと思います。