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郷愁の風景

【東京都】小野路(町田市)

2020.11.10 12:22

町田市北部に位置する小野路は、多摩丘陵の緑豊かな里山地域であると同時に、中世には府中と鎌倉を結ぶ鎌倉古道の宿場が置かれていた。 

江戸時代に大山詣りの宿場として賑わいを見せ、「角屋」「福島屋」等6件の旅籠が街道沿いに並んでいた。 

大山街道の小野路宿通りは多摩ニュータウンの開発に伴い交通量が増加したことも当て、近年になって幅4.5m未満だった道幅から歩道を含めた8.5mに拡幅され、板塀と水路も整備されたことで宿場町の景観が強調されるようになった。


【東京都】小野路「小島資料館」(町田市)202010 

小野神社交差点近く、鎌倉街道沿いに名主「小島家」の旧居が「小島資料館」として一般に公開されている(但し、開館は第1・3日曜日)。 

そこには、新撰組の近藤勇や土方歳三が上京前に剣術の出げいこに度々訪れたという。  


【東京都】小野路「奈良ばい谷戸」(町田市)202010 

多摩丘陵は高度経済成長期にニュータウン化による開発が進む一方で、自然と農場が残る箇所も見られる。 

小野路宿の西側に伸びる山道を歩いていくと、丘陵地が長い年月をかけて浸食されてできた谷戸が広がっている。  

洪水の被害に遭いにくいうえ水が豊富な谷戸は排水によって水耕がしやすく、この「奈良ばい谷戸」も例外なく水田が広がっている。  

映画「平成狸合戦ぽんぽこ」は多摩丘陵の開発をモチーフにした映画だったが、かつてはこうした自然が広がり、狸も多く生息していたのだろうと想像してしまう。