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KANADE Japanese Choir Auckland

レッスンログ 10月31日

2020.11.01 22:07

11月に入りました!

本番まで1か月を切り、だんだんと緊張感が出てきましたね。^^

本番前最後の公開レッスンということで、保護者の皆様にも

子供達の現時点の姿を観て、聴いていただけて、

定期演奏会をますます楽しみに感じてくださった方も多いかと思います!


皆様にお話しをした通り、本番1か月前はちょうど演奏が崩れてくる頃です。

これは全体としてもそうですし、声楽やピアノ、ソロや伴奏の子たちも同様に

ちょっとしたスランプが訪れて焦る時期でもあります。

このログの冒頭のとおり、これは緊張からくる精神的なものですので

決して演奏技術が落ちた、とか、練習不足、ということではなく

幼いながらも、本番に対する意気込みや恐れを感じ、克服しようと

頑張っているサインです。


今できることは、先週お話しした通り「演奏面での不安要素潰し」

そして

「立って、(座って)、構える、演奏する、終わる、はける、」

この一連の流れを身体と頭にしっかりと入れるトレーニングを

すること。

ご家庭での練習では、お母さん、お父さんが「めぐみ先生役」になって

その一連の流れを思い出させてあげてください。^^


さて、クラスごとのレッスンログへと参りましょう!

〈Amabile〉

各パート、自分のリズムを演奏することにしっかり集中できるように

なってきています!大変立派です。

次回から譜面台なし、暗譜に入ります。

家ではお母さん、またはお父さんの「めぐみ先生役」で

指揮を見ながら演奏できるよう、練習してみましょうね!


カスタネット

よく叩けています!二人でぴったり演奏が合うようにできると尚いいですね。

もしロストしたときは、どうするか。

戻ってこれるポイントをつかむことで、焦りから少し開放されるはずです。

例えば「わからなくなったらBから戻ろう」など

曲の区切りで決めてもいいですし、

「隣の子を見よう」でもいいと思います!

子供と一緒に話しながら決めてみて下さい。^^


タンバリン

1回目より2回目、2回目よりも3回目、と

レッスンでは通すたびに緊張がほぐれて、正しいリズムを

叩けるようになってきています。

とにかく楽器からたたく方の手が離れすぎないよう、気を付けていきましょうね。

レッスンでは、胸の前で叩く方が裏打ちのリズムが崩れなかったので

そのようにしていきましょう。

あとは前回話したように、苦手なところは特に

「リズムを口で言いながら叩く」練習をすること。

真剣な表情でよく頑張っていますよ!とっても偉いです。

頑張れ、あとちょっとだよ!!^^


トライアングル

後半、1小節ずつ違うリズムになるところも良く理解して

ミスなく叩けています!

難しい奏法チェンジもクリア、大変立派です!

このままの調子でキープしていければ絶対大丈夫ですので

なるべく1日1回通し練習を入れてあげて下さい。


******

あとはとにかく励まして、褒めて!よく頑張ってる!偉いよ!

と沢山ハグをしてあげてください!

お母さんの笑顔が見たくて、子供達は頑張っています。

毎日練習したから、こんなに上手になったね!と、子供達の

日々の歩みをいっぱいいっぱい認めて、評価して、褒めて、

「これでいいんだ。ぼく、わたし、がんばってるんだ」という

自己肯定感をしっかり育てていきましょう。^^

Aクラスの皆は本当に素晴らしい子たちです!皆100点!偉いです!



〈A/B合唱〉

声がよく出てくるようになっています!

あんなに大勢のお父さんお母さん達に見られていても

しっかり立って、歌えた皆はとてもおりこうさんです!

確実に上手になっているので、安心して次回のレッスンに

臨みましょう。


レッスンで音程の取り方や、声の出し方など

細かい点を毎回注意しながら進めていますが、

本当にあの「ちょっとの心がけ」で、音は美しく洗練されるものです。

しっかりとコツを押さえて歌えるようになっていること、素晴らしいです!


次回はCantabileのお姉さんお兄さんたちにA/Bの歌唱を

見学してもらいますので、また違った緊張感の中で歌を歌います。

合同では良い刺激を沢山もらえるはずです。^^

今できることは、歌詞を忘れないようにすること。

たくさん息を吸って、大きく口を開けること、お目目を開けて

先生を見ること。気持ちを込めて歌えたら尚よし、です!

皆の歌声はとっても素敵です!



〈Brillante〉

焦りが演奏に出てきましたね!前述の通り、「あるある」です。

大丈夫。皆はよく練習してきています。必ずそれが自信になります!


レッスンでお話しした大事なこと

「自分だけの世界に入らないこと」

ずーっと先生をみている必要はないんです。

要所要所で、ブレスのタイミング(先生も一緒に吸っています)を

合わせることを忘れないこと。

指揮と一緒に演奏できる=皆と合わせる、につながってきます。


指を間違えた!→でたらめに鍵盤を探すのではなく、戻ってこれるポイントを探す。

わからなくなったら、切りの良いところから始めればいいので

焦らなくて大丈夫です。自分だけが演奏しているわけではないからね、

ということをレッスンでお話ししていますね。

小さい子だからわからない、とは思っていません。

ちゃんと頭でわかっている子たちですので、それを演奏につなげられるよう

トレーニングしていく、こうして大きくなっていきますので

根気よく根気よく参りましょう。^^


特に最後の段、メガネマークのところはしっかり指揮を見て

タイミングで入ってこれるようにしたいですね!

おうちの人が「めぐみ先生役」やってあげてください。^^

Bの皆、良く頑張っています!練習の成果を悔いなく出せるよう

心のトレーニングを頑張りましょうね☆



〈Cantabile〉

公開レッスンで緊張していましたね!^^

その中であれだけ立派にパフォーマンスできたこと、本番も大丈夫!

と手ごたえを感じられる出来でした。

定期はこれ以上の音楽を聴かせられる、という自信の布石です。


1年前だったら、こういうシチュエーションで声量ががくっと落ちてしまって

いましたが、精神的にタフになったなぁ~!と思いました。(笑)


細かいことをレッスンで注意しています。

音程だったり(アルト、ラが低い、など)

息の出し方だったり(ソプラノ、身体を少しだけ前傾にすると怖がらずに音が出る、など)

たった少しのことでグンと上手になれるポテンシャルを持っています。

思い出しながら、歌えると尚良いですね!


あとはとにかく、ブレスと口!表情筋!

これが音程も息の流れも助けてくれます。

目線泳がない!もうBabyじゃないので、あっちこっち見ない。

これだけ!


以前に「この子達が、KANADEの顔になっていく」と

皆さんにお話ししたことがあります。

Cantabileは、その通りに、KANADEを背負って立つ存在に育ちました。

どこに出しても誇れる、自慢の合唱クラスです。

幼児クラスからやってきたことが根付き、枝葉を伸ばし

こうして開花していることが、何よりも嬉しいです。^^


本番、絶対泣いちゃう!!!!!(´;ω;`)ウゥゥ



〈Dynamico〉

良く頑張りましたね!!!!!よしよしよしよし、大丈夫です!

いける!!!!本番いける!

あとは4週間、全楽章通し、通し、通しです。


きついのは100も承知ですが、とにかくこの「展覧会の絵」は

アーティキュレーションが命。

鍵盤ハーモニカ、シンセ、しっかり音の最後まで弾き切る、吹き切ること。

ギリギリまで吹く、ギリギリで吸う。音を保つこと。

全員がこれを徹底できれば、音楽の重厚感が変わってきます。


【鍵盤ハーモニカ】

★プロムナードソロ

最初の3つの音、テヌートはっきりめ、イメージをトランペットに

もっと近づけて。その後のトゥルルー、トゥルルーは

息の流れを真っすぐに吹き込めるよう意識すると音に張りが出ます。

緊張の中本当によく頑張っています!素敵です!


☆プロムナードtutti (1st/2nd)

Soliの後すぐに来る掛け合い、Soliから受け継いでの

音の重厚感が欲しいので、しっかり吹いて大丈夫です。

音を抜かないよう、テヌート、テヌート、ぎりぎり。


最後ffのところは、指揮見てテンポ確認忘れずに。

音のイメージ大事に。


☆小人

指間違い注意、全体的に重く、ギリギリ吹き、ギリギリ吸うことを

心掛けて。


☆卵の殻

裏打ちに変わるところから、しっかり「う」を感じて吹く。

レッスンで二回目にやった時は大丈夫だったので、

きっと大丈夫!


☆バーバヤーガ

冒頭、切れのあるスタッカーティッシモで、トゥットゥッ!

これができればあとはめちゃくちゃ上手だったので大丈夫!


☆キエフ

バーバヤーガの最後からつないで、1発目の音しっかりffで鳴らす!

最初2小節でテンポが決まるので、ここ指揮みましょう!

A、Bはしっかり吹いて大丈夫、Cからシンセ、ピアノにメロディーを

バトンタッチするまで、8人の鍵盤ハーモニカが土台を支えます。

しっかり吹いていいです。落とすところ、クレッシェンド、大げさに。


★Dカルテット部分

とにかく平坦に、まっすぐな息、白玉を長く長く吹くこと。

ブレスで音の間が空かないように、素早く吸う!

バランスも良くなってきて、美しいカルテットです!はなまる!


I~のTuttiは壮観!素晴らしい音の響き!いいですね!素晴らしい!


【打楽器】

安定してきています!大丈夫です。

良く役割を理解して叩けています。

持ち替えや、楽器移動などがありますが焦らないで大丈夫です。

レッスンで練習していきましょう。


楽譜は、打楽器譜面台用と鍵盤ハーモニカ譜面用に分けておきます。

(移動の際に楽譜を持ち運びしないようにします。)

黒の背面になるように、こちらで何か考えて準備しておきますので

次回指示しますね!


*************


今回の合奏のレベルの高さ、皆さんご覧いただき感動して頂けたかと思います!

この年齢にしてこの演奏!素晴らしい以外の何物でもないです!!!

ここでも泣く!!!(´;ω;`)ウゥゥ

もう化粧は全部ウォータープルーフでないとだめかもしれません。

歌舞伎級!


頑張りましょう!きっと最高の本番になります!