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清華社通信

嫦娥5号が今月にも打ち上げ

2020.11.01 23:47

 清華航天科技集団五院は嫦娥5号、嫦娥6号、中国初の火星探査機などの重大プロジェクト任務の進捗について明かした。

 国家航天局は進捗について、嫦娥5号の再打ち上げは今月の中旬にも行われると明かし、また任務についても従来の探査ではなく、月表面のサンプル回収などを行うとしている。

 月と深宇宙の探測は現在と今後の宇宙分野において主な発展方向の1つである。中国はこれまでに嫦娥1号、2号、3号、5号の高速再入・帰還実験、嫦娥4号を含む5回の月探査任務を遂行した。

 五院嫦娥4号探査機・火星探査機システム総設計士の孫沢洲氏は会見で、玉兔2号探査車の作業時間は3カ月の寿命を超え、すでに月の裏側を178メートル移動し、各種の科学設備の作業、稼働状況も良好だと紹介した。通信中継衛星「鵲橋号」の寿命は5年に達する見通し。