電動ハチイチバギーのススメ
朝イチはちょっと冷えますが、日中は快適で外ラジには最高の時期です。
ラジコン楽しんでますか?
RCカー開発担当の宮崎です。
まずは前回のブログで紹介した『インファーノMP9e Evo. V2レディセット』の動画がアップされているので御覧ください。
群馬県桐生市にある『ゴエモンサーキット』での走行です。
ビッグジャンプもありテクニカルでとても走っていて楽しいサーキットです。
ぜひ遊びに行ってみてください。
撮影とは別の日になりますが、同サーキットに伺ったときに電動版のMP9eを持ち込んで遊んできました。
相変わらずパワフルで良く走ります。
出荷状態での走行テストはすでに終了したので、今回はステップアップの紹介を兼ねてオプションパーツを組み込んでみたいと思います。
まずは、サーキットを気持ち良く走るにはタイヤの選択が最初のステップですね。
この車に限らずタイヤを路面に合わせるのはすべてのジャンルに言えることです。
セッティングはタイヤが決まってから行いましょう!
ハチイチバギー用のタイヤは、たくさんの種類が売られているのでどれを使えば良いか分からないと思いますが、今回は路面上に土ホコリが多いのでピンが高目のタイヤがマッチします。
路面はこんな感じです。
今回使用したのは、プロラインのブロッケードです。
この時期コンパウンドはM4が良いでしょう。
流石レース用のタイヤです。
安定性が格段に上がりました。
曲がるスピードもカーブの立ち上がりもワンランクアップです。
そうなってくるともう少しステアリングにレスポンスが欲しくなります。
前モデルのときも紹介しましたが、ステアリングサーボホーンをアルミ製に変更します。
サーボを交換するのも良いですが、結構な金額が必要になるのでまずはアルミサーボホーンを試してみましょう。
たったこれだけのパーツですが、樹脂からアルミにすることでサーボからの力を逃がすことなくタイヤに伝えるのでレスポンスが上がるのです。
とりあえずこれだけでサーキットを楽しむには十分ではないかと思います。
あと、個人的にオススメのパーツがあります。
標準のセンタードライブシャフトはデフカップとドッグボーンの分割されているタイプを採用しています。
これをオプションで販売されているユニバーサルタイプの一体式のものに変更します。
メリットは耐久性が向上、駆動ロスの減少と機能面はもちろんなのですが、それ以外にも、メンテナンスのときにフロント/センター/リヤとセクションごとに分解したときにスイングシャフトがバルクヘッドと一体になっているので、特に組み立てのときに短時間で確実に済ますことが出来ます。
現場では特に助かります。
あと自分の感覚なのですが、加速のフィーリングが変わるように感じます。
ちょっとうまくコメントは出来ないのですが、ぜひ比べてみてください。
とりあえず今日はここまでで、走り込みます。
おまけ
ようやくこの車を走らせてきました。
発売前にテストや動画撮影で車を借りて結構走らせたましたが、マイカーでは初になります。
同行したスタッフが撮ってくれた見事なショットです!
ファントムに関しては他のスタッフブログでたくさん語られているので細かい話は抜きですが、久しぶりに純粋に走ることを楽しみました。
高麗さんのマシンに追いかけられてますね・・
このファントムは素組みで持ち込んだのですが、ホント良く走ります。
AWDならではの安定感も抜群です。
でも油断をしてパイロンに乗ったら、サスがないのでほぼ100%ひっくり返ります。
おかげでボディはボロボロです・・(涙)
でも楽しかったので良しとします。
全員ほぼ同い年
ファントム現役当時は中学生だったのに今では立派なおっさんですな!
また、当日の様子は今週発売のラジコンマガジンさんにも掲載されているのでチェックしてみてください。
では!