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~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

特別イベント~マインドフルネス講座~を開催しました

2020.11.01 10:00

11月1日(日)に特別イベント~マインドフルネス講座~を開催しました。

前回好評だった講座。またやってほしいという声が多く、コロナの影響で延期になっていたのですが、何とかオンラインで開催することができました。

今回は、前回講師を務めていただいた笠置先生がマインドフルネスを教わったという、いわば師匠のような存在に当たる高野雅司先生にご協力いただきました!

色々な活動をされていて、マインドフルネスの本も出版されている先生、そんな方にご協力いただけて本当に感謝!!


まずは、マインドフルネスについての簡単な講義から。

人は一日に数万回もの考えごとをしているが、そのほとんどが「過去」か「未来」のことなのだそう。過去にこんな嫌なことがあった、とか明日こんなことがあるな・・とか。

ほとんどの方が「今」を生きていないというお話に「確かにそうだな~」と皆さん納得。興味深くお話を聞いていらっしゃいました。

「念」という字は「今」と「心」という感じでできているというお話も。

また、マインドフルネスは「自分と仲良くなること」というお話も印象深かったです。体がどんな状態か、今どんな気持ちになっているか、ほとんどの方は意識が向いていないとのこと。今、自分がどう思っているか丁寧に感じてあげることが大切というお話でした。

そうすると、自分が何を言うか、何を決めるかがわかりやすくなるとのこと。自分が本当に欲しいものとは違うものを選んでしまったり、本意ではないことを言ってしまったり、ということは日常生活の中でも多いですよね。

お話の後、早速ワークに。まず呼吸のワークです。呼吸は人間の体の中でも珍しく、随意神経と不随意神経の両方使っている動作なのだそう。いわば、「意識と無意識の橋渡し」のような役割というお話は興味深かったです。

先生の誘導により呼吸を実践していきました。途中で寝てしまった方もいらっしゃり、皆さんとてもリラックスされていたようでした。

次は体の各部を一つ一つ丁寧に感じていくワーク。普段体の部分、部分をここまで深く集中して感じることってなかなかないですよね。難しいかなと思いましたが、先生の声により自然にでき、皆さん集中されていたようでした。腕や足も左右差があるな~など普段感じない部分までじっくり感じることができ、とても新鮮な体験でした。

その後、2~3人に分かれて感想や体験をシェアしました。中には何故かラーメンに話で盛り上がったというグループも(笑)

最後に先生への質問タイム。皆さんから多くの質問が出て、盛りだくさんの内容になりました。

痛みを感じる部位があり、痛みを感じないようにするとまた身体が緊張してしまう、という方の声には、まず痛みを受け入れてみる、無理になくそうとすると余計に痛くなる、というお話が。痛みと仲良くなる、上手く付き合うという姿勢が大事、とのことでした。

また雑念がたくさん出てきてしまうのも「悪いことではない」というお話。ただ、そこからどんどん思考が派生して進んでいってしまうのが問題なので、出てきたらそこで「。」を打って終了させる、というのが大事と。雑念が出てきてもいい、でもそこで一旦終わらせる、というお話は皆さん興味深く聞いていらっしゃいました。「雑念が出てもOKなんだ~」と少し気持ちが楽になったという方も。

また、横になったままでやってもOK、1分でもOK、という話に「それなら手軽にできそう」と感じた方が多かったようです。

また、マインドフルネスをやった後は「温泉に入った後のようにスッキリする」というお話で盛り上がりました。先生が実践されているハコミセラピーになぞらえて「ハコミ温泉」とおっしゃっていて面白かったです。温泉と一緒とは・・すごいですね。

他にもたくさんの質問が出て、多めに時間を取ったつもりがあっという間でした!

皆さん最後はスッキリされた顔で気持ち良く終了。

自分とじっくり向き合い、自分の体と心と対話する時間が持てました。

参加者の皆さんからも「色々気付きがあって参加してよかった」「スッキリした」「日常生活にも取り入れたいと思った」「自分のことが好きになれた」など好意的な感想をいただき、満足度の高さが伝わってきました!

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

また続けて開催していきたいと思います!次回もお楽しみに☆