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日本のソイミートづくり 一歩一歩  1

2010.09.28 13:12

日ごろ、ソイミートをいろいろな方にご紹介していると

いつも必ず聞かれるのが、

「材料の大豆は、北海道の大豆なんですか??」というご質問。

「いえ、残念ながら、北海道大豆でできたソイミートは

まだ、ないんですよ。

岐阜産のフクユタカ100%のソイミートでしたら、あるのですがー

将来は、北海道産の大豆で

ソイミートを作りたいと思っているのですが

まだ手が及ばなくて・・。

本当は、大豆だけではなくて

北海道で採れるいろいろな種類のお豆をシンプルに加工して、

ビーンズ・ミート(お豆のお肉)のシリーズができたら

おもしろいな~と思っているのですが」とお話しすると

ほとんどの方が、

「それはいいですね!!

ぜひやってください!!

北海道では、たくさんお豆ができるけれども

あまり食卓に上らないという現状もあるので・・

道産のお豆を、日常的に食べられるといいですね。」

とおっしゃってくださいます。

[E:bell]

道産大豆で、ソイミートを作るには

どうしたらいいか・・

これまで、いろいろ考えてきました。

すでにソイミートを作っている工場は

日本や台湾などにあるので

メーカーさんとライセンス契約を結んで

ソイミートの製造加工の技術を使わせていただく形で

北海道産大豆を使ってソイミートを作る・・

ということは、おそらく可能だろうとは考えてきました。

ただし、それならば、おそらくかなり販路を確保しないと

製造に踏み切れないだろう・・  ということと

もしかしたら、大豆をかなりシンプルに加工するだけで

ソイミートに近いものができるのではないか・・という考えも

ずっと頭にあり、ソイミートづくり構想は

頭の中でのぼんやりとしたイメージに

とどまっていたのでした。

[E:clover]

先々週、商工会議所のつながりのある知人が

昨年末にオープンした、

詩とパンと珈琲のお店「モンクール」を

何気なく、初訪問したのですが

店主の城さんと話がはずんで

ソイミート構想の話をまたまたしてみたところ、城さんが、

「ふ~ん、なるほどね。

うちでも、ファラフェルだったら作っているんだけどー。」といって

パンの具に乗せている、ひよこ豆でできたハンバーグのようなものを

指差してくれたのです。

この時、私は「ファラフェル」という料理は初耳でした。

「ひよこ豆をミキサーで細かくして、

刻んだ野菜を一緒に混ぜて、成形して焼くだけなんですよ。

つなぎは、何も入れていないの。

お豆の汁で、ちゃんと形になるんですよ。」と城さん。

パンの上に乗っているそのファラフェルは、

食べる前から、みるからにおいしそうでした。

うん、これは、きっとおいしいにちがいない、

これは、究極のビーンズミートだ! と直感しました。

家に帰って、すぐにネットでファラフェルを調べてみると

中近東(イスラエルなど)で食されている

伝統的なヘルシーフードで

現地では、ボールのような形にして

油で揚げているようでした。

[E:bud]

ファラフェルの要領で、まずは大豆で

ソイ・クランチ・ミートができるか、やってみよう!

と思いながら、何日も日が過ぎていたのですが

昨日、お世話になっている方から

「ソイミートは家庭で作れるくらい

シンプルな作り方で、できるのではないか」

とのメッセージをいただき、

「道産ソイミートの試作づくりは、今だ!」と思い立って

勢いにのって、作ってみました、

自称究極の(?)スペシャルシンプルなソイミートです。

↑こちらは、大豆をクッキングカッターで細かくして

フライパンで炒ったもの。

↑それを単純にフライパンの上で成形して

焼いてみました。

城さんが教えてくれたように

↑つなぎなしでも、なんとか形にはなるのですが

片栗粉をちょっと入れて成形すると

たちまち、安定した形状のハンバーグに。

味は、今日はお初なので

シンプルに、塩と胡椒のみ!

ほんとうにシンプルで、

この方法なら、どんなお豆でも

収穫した土地で、すぐにビーンズミートにできそう [E:heart] です!

特別な工程も、複雑な味付けや素材も

何もなし [E:shine] なので、

このシンプルな感じは

日本には、日本らしい

現代に合った食文化が創り出せるはずだと

思っているので

私が自分で手がけたことは

ほんの少しなのですが

いろいろな按配で、自然な運びで

今日はひとつの実が収穫できたようです。