コア・トランスフォーメーション／コニリー・アンドレアス&タマラ・アンドレアス

著作権に触れない程度に内容を記載し、その感想を書いていきます。

ぶ厚い本ですが、中に書いてあることを実行する前に、読破した方がいいです。

内容の半分はセッション例です。読みながら、要点をご自分でメモしてから自己セッションされると良いかと。

自己セッションの経験がない方や、NLPを知らないという方は、経験者と一緒におこなわれた方がいいです。

いきなりこの本を読んで実行できるほど、簡単な内容ではないように感じました。

ものすっごく平たく説明すると、自分の嫌な思考を元に、5種類ある、自分の「内なる源泉の性質」＝コア・ステートを確認、接触し、過去・現在・未来に浸透させる。

というエクササイズが掲載されています。

いわゆる「毒親」、例えば「膿家脳」（例えば「長男以外の子供はどうでもいい」「女は男に従って当たり前」「嫁は奴隷と同異義語」といった、古い固定観念や時代遅れな考え方が、今も世の中の常識だと信じて疑う事のない思考の事）の毒親がいる方には良いのではないでしょうか。

実際、私の父親が膿家脳でして（ex:中卒で働かされそうになり、二ヶ月ほど毎日、母親と土下座しまくって高校に進学した）、最悪かつ最大のブロックになっているのですが、そのブロックを、実際の親の考えを変える事なく解消できる、という点が良いと思いました。

……NLPのセラピストなら、読まなくてもご存知な手順だとは思いますが。

一度で済むか、何度もセッションする必要があるのかは、クライアントの重症度に寄りはしますが、自己セッションで何もできなかった、辛くて途中で断念した、という方は、NLPのセラピストに依頼してみてください。

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