ハンター気分で雨の街を闊歩する
2020.10.11 08:50
台風が去った日曜の午後。愛犬ウェルと近所をお散歩。
金木犀の花が強風の影響で、道のそこかしこに。
足元は、20年愛用のビーンブーツ。雨天時のお散歩には欠かせない。
妻とお揃い購入し、初めて 着用したのは、新婚旅行で12月の
アラスカを廻った際。フェアバンクスではマイナス30度を
体験したが、ビーンブーツのお陰で足元はしっかりしていた。
林勝太郎先生によると、このハンティングシューズの始まりは、
L.L.BEANの創業者レオン・レオンウッド・ビーンが
ハンティングガイドをしていた1880年代、当時の水を吸うと
重くなり泥にも弱い当時の総革製のシューズを改善したものに始まる。
ゴム製の靴へ単に変えたのでは、蒸れる上に、強度的に問題が
ある。そこで、ビーン氏は両者を折衷するアイデアを思い付く。
ハイブリッドの誕生☆
かくして1912年、後世に残る「ビーンブーツ」が発売された。
足首回りには耐水牛革、甲から底にかけて防水性と弾性を高めた
特殊ゴム。底は滑り止めに優れたパターンゴム。
『ハンター気分で雨の街を闊歩するのも悪くない』と言われた
林先生に倣い、楽しんでいる。