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遠い師匠の背中

2006.07.15 06:36

今年の高校野球夏の予選1回戦。

私の野球の恩師が昨年に続き、トレーナーを務める都立芦花高校の試合を観に来てくれました。

私が芦花高校でボランティアのトレーナー活動をしているのは、自分が高校生の時に野球部でとても良い経験が出来たという理由が大きいです。

当時私の母校は学生数の減少により、近くの学校との統合を控えてました。野球部も部員不足のため統合予定の高校との合同チームという形で夏の大会に出場しました。

7月の予選に出場するのに4月からの4ヶ月で2つのチームをまとめ、勝利へ導いてくれた当時の監督が私の野球の師匠です。

今までで一番野球が楽しいと感じることができた最高の夏でした。

監督との出会いがなければ、小学生の頃から取り組んできた野球が楽しい思い出になっていなかったかもしれません。

私が高校野球で“良い思い”をしたので、統合後に新設された手探り状態の野球部のみんなにも何とか私と同じ気持ちを味わってもらいたいという想いから芦花高校でお手伝いさせていただくことになりました。

それも恩師が後押しをしてくださいました。

今年に入ってからは、ちょくちょく“野球について考える会”を開いてもらい、アドバイスしてもらったり自分の話を聞いてもらっていました。

2年間、指導者として高校野球に関わりましたがまだまだ師匠の背中は見えません。遠いですね。

今年の3年生に勝利を収めてもらいたかったのですが、残念ながら負けてしまいました。本当に悔しかったです。これまでお疲れさまでした。


来年新チームで創設初勝利を目指したいと思います。


恩師からはこれは勝つまで辞められないよ!と言われました…。何杯ビール飲んだら追い付けますか!?来年も追いかけることになりそうです。