Instagram:20代女性の利用率がFacebookと並ぶ
ついにInstagram利用率が、Facebookと並ぶタイミングがきました。※20代女性に限り
スマホを所有する20代女性のInstagram利用率がFacebookと並ぶ
引用元:https://marketing-rc.com/report/report-monthly-20160803.html
株式会社ジャストシステムから、20代女性において、ついにInstagramとFacebookの利用率が並んだという調査リリースがありました。 若い世代ほどSNS(特にInstagramとTwitter)利用率が高く、普段の生活にSNSが溶け込んでいることは周知の事実ですが、「やっと追いついたか!」という印象です。
とりわけInstagramの利用率の増加が激しく、昨年比率84%伸長し、最も利用率を伸ばしたSNSだとも言われています。(株式会社ニールセン:http://ur0.biz/xkae )Instagramは若い世代の女性に特化したSNSだと言われていますが、全年代での利用率も軒並み高まっており、Stories機能を拡張したことで、ここから半年以内には全年代での利用率がFacebookを抜く日が来るのかもしれません。
皆さんも実感値として、SNSを通しての商品購入機会が多くなっているのではないでしょうか?
弊社が過去に実施した調査アンケートでも、Instagramからの購入経験が多くなってきている傾向にあります。
~女性Instagramユーザーの約9割が、投稿を見て商品を購入・検索~
https://www.cyberbuzz.co.jp/2016/05/650instagram-instagram7.html
背景としては、大きく分けて下記2点が考えられるのかと思います。
■Instagramが一般サービスとして浸透してからある程度の時間が経過した
Instagramはアーリーアダプター層が関心を示し、すでにレイトマジョリティが使い始めている段階にあると思います。使用ユーザーが増えることによりフォローする選択肢が増え、アカウントが自身の趣味嗜好にカスタマイズされ、より購入検討に入りやすい商品投稿が見つけやすい環境が整っているのではないかと思っています。
特に女性の場合、憧れのモデルなどをフォローしファッションや、食生活まで参考にしている人も多いのではないでしょうか。
■商品購入検討になりやすい特性をもっている
Instagram上では、写真が主なコミュニケーション手段であることで、商品使用シーンのリアルなイメージを湧かせる特性を持っています。
例えば、自分と同じようなファッションスタイルの方がもっているバッグや小物を見た時、通常のECで商品が並んでいる場合と比べて、サイズ感や色合いのイメージがつきやすいのだと思います。
さらに丁寧にも、ハッシュタグに商品名やブランド名を入れて投稿していると、検索エンジンからの商品購入にも結び付きやすく、Intagram→ECへの購入の流れが構築され始めています。こちらもInstagramをファッションなどの参考に使用している女性の方が、上手く活用されていますね。
Instagram(Twitterも含む)は利用率が高まるにつれ、ますます商品購入への手段としての利用率が高まるメディアですので、広告主にとって利用率上昇は追い風となりえるでしょう。