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名刺にはtravelingと

2016.08.15 13:00

好きな小説を3冊挙げるとしたら?

必ずいれる1冊は、カポーティの『ティファニーで朝食を』です。

はじめて読んだのは、たしか19歳の頃。

主人公のホリー・ゴライトリーは、いつでも旅立てるぐらいの荷物で暮らしていて、名刺の住所にはtravelingと書いてあるというのに、憧れました。

私も旅するように、身軽に自由に生きたい。

土地にも価値観にも縛られずに。

そんなことをぼんやり考えていたんだと思います。


ある程度その願いは叶っていて、引っ越しも旅も、少し多めの人生を過ごしている気がします。


特段、執着する土地はありません。

故郷の地方都市も、今住んでいる東京も、かつて住んだことのあるいくつかの外国の街も好きだけど。

他に人生でやりたいことに合う街があれば、いつでも移り住めそうです。



ただ一方で、土地に根付いている人に憧れを持っている自分がいることに、最近気付きました。

土とつながっているような人たち。

自然に、社会に、溶けて生きているような。

思わず畏敬の念を抱いてしまうような生き方。


とはいえ、これからそういう生き方に、自分がシフトしていくのかというと……そんな気はまだしなくて。

むしろ私は、そういう人たちにたくさん会いたくて、またしばらく旅をすることになりそうです。


この旅する日々から、私はなにを見てみたいんだろう。


そういうことをじっくり考える場所がほしくて、このブログをつくりました。

過去と今と未来の旅を、これから言葉にしていきます。