ソフトバンクホークス惜別2020(1)堀内汰門
堀内汰門
1996年9月16日生まれ、埼玉県出身。
山村国際高校卒業後、2014年育成4位でホークスに入団。
2018年3月27日支配下登録し、開幕ベンチ入りも一軍出場は無し。
2019年支配下登録抹消。
2020年から再び育成でプレー。
今季オフ戦力外。
2018年の支配下は、正直ラッキーともいえる繰り上げ昇格。
高谷、栗原、九鬼・・・
一軍候補の捕手が次々故障し、一軍キャリアのある捕手が甲斐一人という非常事態。
こんなことなら前年オフ鶴岡を引き留めれば…
前年で現役を引退し、この年からホークス二軍のブルペン捕手となった猪本健太郎の現役復帰もありなんじゃ??
とか勝手に思っていたのだが、谷川原らに競り勝ち一軍ベンチ枠を勝ち取ったのが堀内だった。
といってもプロ入りして3年。三軍出場は多いものの、ここまで二軍公式戦出場は3試合のみ。
あくまでも高谷らの復帰待ちのリサーブ要員感は否めなかった。
それでも運も味方のうち。ここでアピールできたらよかったのだが残念ながら出場は無し。
唯一の見どころは雨で中止になったゲームでのベースランニングで雨の中をホームにヘッドスライディング・・・これしか覚えてないなぁ。
悔やまれるは一軍出場ゼロ。
捕手二人制だし仕方ない部分はあるが、
もし可能なら出してほしかったのがオリックスとの開幕3連戦の第3戦。
4-2の2点リードから8回一挙8点を取って試合を決めたゲーム。
デスパイネが出場し代走に西田が起用されたのだが
あそこで「堀内出せ」とテレビに向かって叫んだのが私です。
大差だったしDH選手の代走だし、
堀内が一軍ベンチ入りしていたゲームで唯一出場チャンスがあった試合だったよなぁと今でも思う。
堀内の今季は二軍で25試合、三軍で44試合に出場した。
報道によると、現役続行を希望しているとのこと。
捕手不足で悩んでいる球団は多い。
ホークスではチャンスを掴めなかったが、
是非トライアウトで新たなチャンスを掴んでほしい。
【追記】
2021年から社会人のJFE西日本でプレーすることが決定した。