ZIPANG-5 TOKIO 2020 『CONNECT⇄ 』 ~ 芸術・身体・デザインをひらく~文化庁・京都国立近代美術館 主催にて開催!
文化庁は、令和2年12月3日から12月20日まで、京都国立近代美術館ほかにおいて
「『CONNECT⇄ 』~芸術・身体・デザインをひらく~」の開催を予定していますのでご案内いたします。
京都国立近代美術館
鮮やかな朱色が印象的な平安神宮の大鳥居そばに位置する京都国立近代美術館。
当館は、絵画、版画、彫刻、工芸、建築、デザイン等から写真や映像に至るまで、約13,000点に及ぶ国内有数のコレクションを誇ります。
それらを広くお楽しみいただくため、コレクション展(4階)と企画展(3階)を年5回程度開催しています。
現在の建物は、プリツカー賞などを受賞した建築家の槇文彦氏による設計です。
「共生」の時代における文化施設のあり方をテーマに、哲学者の鷲田清一さん、京都市京セラ美術館館長で建築家の青木淳さんを迎えて、京都国立近代美術館館長・柳原正樹の進行による鼎談を行います。事前収録した動画を、本展ウエブサイトで全会期中配信。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車 1番出口より徒歩約10分
◆京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
京都市バス「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車 徒歩約5分
京都市バス「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分
所在地 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
電話番号 075-761-4111(代表)
CONNECT⇄について
「CONNECT⇄ 」(コネクト)は障害のあるなしに関わらず、さまざまな感性・特性を持つ人たちが芸術や文化、歴史に気軽にアクセスし、さらに参加した人たち同士がつながり合い、気づきを与え合う機会となることを目指すプログラムです。
美術館、劇場、図書館、動物園などが集まる京都の文化ゾーン、岡崎で、これらのユニークな施設がゆるやかにつながりながら、障害のある方による作品の展示や、身体感覚をつかった作品鑑賞プログラム、岡崎地域をテーマにしたサウンドワークや戯曲のワークショップ、動画配信など、オンライン・オフラインで、誰もが参加できるプログラムなどを開催します。
ひとりでも、だれかと御一緒でも、足を運んで楽しむもよし、自宅にてオンライン参加するもよし。 「つながる」ことの意味があらためて問われている今だからこそ、ひらかれた文化施設のあり方、多様な人たちが共に生きる社会のかたちについて、みんなで一緒に考えてみませんか?
開催趣旨
近年、「文化芸術基本法」、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」をはじめとして国内での制度整備が進み、障害の有無を超えて共に芸術文化活動に参加・享受する活動が全国的に広がりを見せています。
文化庁では、共生や文化の多様性について関心を深めることを目的とした展覧会「ここから展」を2016 年から4回にわたって国立新美術館(東京)で開催してまいりました。今年度はこの事業を京都で展開することといたしました。
京都国立近代美術館がハブとなって、京都・岡崎地区にある府立や市立のミュージアムや劇場、図書館等が連携して、あらたな試み「CONNECT⇄ 」をスタートします。
12 月の「障害者週間」(12 月3-9 日)にあわせて展示や参加型イベントなど多彩なプログラムを組んでいます。
今回のコンセプトは「ひらく」
障害者による芸術活動、また障害の有無を越えて共に芸術、文化、歴史を楽しむ活動について、「芸術」「身体」「デザイン」の3つの切り口から紹介します。
京都の文化集積ゾーン・岡崎地区に立地するさまざまな文化施設がゆるやかに繋がりを持つことで、共生社会実現のための具体的な方策等について立場の違いを越えてともに考え、共通課題の洗い出しや取組みの更なる広がりが生まれることを目指します。
また、昨今の新型コロナウィルス感染症の拡大によって、文化施設へのアクセスや、文化芸術を介した人と人の関わり合いについて、新たな可能性を模索することが急務となってきています。
本事業では当初、作品をふれて楽しむなど五感をつかった鑑賞ワークショップや特別支援学校の子どもたちとの特別プログラム等を企画していました。しかしコロナ禍において物理的な接触や密を避けるという観点から、いくつかのプログラムは実施を見送らざるを得ない状況となりました。
こうした情勢を踏まえ、今年は「Online(オンライン:離れていてもつながる)」、「Offline(オフライン:集まってつながる)」、「Connect(コネクト:双方向につながる)」の3 つの方法から、各施設でのプログラムを実施することといたしました。
2020年度の「CONNECT⇄ 」が、人と人、人と文化が「つながる」ことの意義とその方策について、障害のある当事者、文化施設のスタッフ、そしてアーティストらが共に考え、模索する最初の一歩になることを期待します。
文化庁・京都国立近代美術館
1. 概要
文化庁では、共生や文化の多様性について関心を深めることを目的とした取組「CONNECT⇄ 」を開催します。
京都国立近代美術館ほか京都・岡崎公園一帯の文化施設が連携し、12月の「障害者週間」にあわせて、障害のある方が制作した作品の展示や、身体感覚をつかった作品鑑賞プログラム、岡崎地域をテーマにしたサウンドワークや動画配信などを実施します。
また、昨今の新型コロナウィルス感染症の感染拡大を踏まえ、スペシャル鼎談の配信などオンライン上で参加できるプログラムも実施していきます。
この取組は、文化庁が2016年から4回にわたって国立新美術館で開催してきた「ここから展」を引き継ぐ事業として開催するものです。
2. 会期等
「CONNECT⇄ 」~ 芸術・身体・デザインをひらく~
会期:2020年12月3日(木)~20日(日)
会場:岡崎公園内各文化施設(京都市左京区)
料金:無料
主催:文化庁、京都国立近代美術館
共催:京都新聞
後援:京都府、京都市、京都岡崎魅力づくり推進協議会、KBS京都、エフエム京都
特別協力:NHK京都放送局
協力:
京都市京セラ美術館、京都市動物園、京都府立図書館、ロームシアター京都、
京都市勧業館みやこめっせ、京都市国際交流会館、日図デザイン博物館、
一般社団法人HAPS(Social Work / Art Conference)、富士通株式会社、
山口情報芸術センター[YCAM]
京都府立図書館
京都府立図書館は、1873(明治6)年に開設された「集書院」を前身とする図書館です。
1909(明治42)年に岡崎の地に移転し開館しました。
設計者は関西建築界の父と言われる武田五一氏です。阪神淡路大震災の被害を受け、2001(平成13)年にリニューアルオープンしました。歴史と立地を活かし、調査研究や知的活動の拠点となることを目指しています。
京都府立図書館は、平安神宮の大鳥居左下奥に微かに観える
京都府立図書館正面ファサード
京都府立図書館左サイドファサード
京都府立図書館石造り外階段
夕暮れの京都府立図書館外観正面二階部分
京都府立図書館螺旋階段の曲線美。手摺からの落下防止に工夫
京都府立図書館二階受付 北欧風のナチュラルでモダンなインテリア
京都府立図書館二階図書コーナー。高い天井から吊るした空間に舞う妖精の如き
コードペンダントが効いてますね。
リニューアルオープンは、2001年(平成13年)ですか…この時代は、ナチュラルで、モダンで、エレガントなインテリアが好まれていたんですね~黒がポイントです!
京都府立図書館の二宮尊徳坐像。
一昔前、小学校の校庭には必ず、薪を背負って本を読む二宮金次郎(尊徳)の石像が建っていた。家業を手伝いながら学ぶ姿こそ尊き少年の模範像だった〜隔世の感ありき…
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分
◆京都市バス5・46・100・110系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ 京都市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約5分
所在地 京都市左京区岡崎成勝寺町
電話番号 075-762-4655
kokoka京都市国際交流会館
京都市国際交流会館は、市民レベルの国際交流活動を推進する拠点として平成元(1989)年に開館しました。
3階建ての本館と和風別館から成り、イベントホール、会議室、ボランティアルーム、情報サービスコーナー、姉妹都市コーナー・展示室、図書・資料室、レストランなどがあります。
多文化共生社会の構築を目指し、国際交流・協力に役立つ情報の収集・提供、留学生や在住外国人向けのサービスの提供、市民のための交流イベントの開催等や国際交流団体との連携に基づく事業などを実施しています。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線 「蹴上」駅より徒歩約6分
◆京都市バス5・特5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 徒歩約10分
京都市バス京都岡崎ループ「動物園東門前」下車 徒歩約1分
所在地 京都市左京区粟田口鳥居町2-1
電話番号 075-752-3010(代表)
京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館は、昭和8年に「大礼記念京都美術館」として広く市民の皆様の協力を得て開設され、数多くの展覧会を開催してきました。
創建80周年を迎えて今日的なニーズに対応するため、ネーミングライツ制度を導入して再整備を行い、通称を京都市京セラ美術館として今年5月に開館しました。
京都画壇の作家の作品をはじめとする約3,700点の収蔵品中の名品を紹介する常設展示や、新館での現代美術展の開催など、新たな魅力を加えて皆様の御来館をお待ちしています。
美術館のどうぶつ園
京都市京セラ美術館の隣には動物園がありますが、美術館の中にももう一つの “どうぶつ園” が開館します。展示するのは、映像作家・浦崎力が、障害者支援施設みずのき内の収蔵庫で動物の絵画と出会ったことをきっかけに制作した映像作品です。
みずのき絵画教室で生まれた作品の中から動物を描いた作品を選び、それらのイメージを用いたアニメーションで動物園をつくり出します。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車 1番出口より徒歩約8分
◆京都市バス5・100・110系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
京都市バス46系統、京都岡崎ループ「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
所在地 京都市左京区岡崎円勝寺町124
電話番号 075-771-4334
ロームシアター京都
ロームシアター京都は国内外の大規模公演が可能な約2000席のメインホール、舞台と客席の距離が近く一体感が得られる約700席のサウスホール、小劇場やリハーサル室としての利用に適した200人規模のノースホールを備えた多目的ホールです。
また、ブック&カフェ、レストランを備えるパークプラザ、野外スペースとして活用できるローム・スクエアなど、多彩な文化活動を幅広く支え、すべての人に憩いの場を提供するための多様なニーズに対応できるこれまでにない公立文化施設です。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分
◆京阪電鉄「神宮丸太町」駅下車2番出口より徒歩約13分
◆京都市バス32・46系統、京都岡崎ループ「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
京都市バス5・100・110系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 徒歩約5分
京都市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約5分
所在地 京都市左京区岡崎最勝寺町13
電話番号 075-771-6051
京都市勧業館みやこめっせ(日図デザイン博物館)
京都産業の発展や活性化を支援するための拠点施設として設置された、京都最大級のイベント会場です。
伝統産業をはじめとしたあらゆる産業界の展示会・見本市のほか、式典・コンベンション・レセプション会場としても活用されています。
京都の中心街から1km圏内の立地で、4,000㎡の大空間を確保できるため利便性が高く、多くのイベントの会場として選ばれています。
また、京都の伝統的工芸品を常設展示する「京都伝統産業ミュージアム」と併設の「ミュージアムショップ」では、数多くの京都の伝統産業の粋にも触れることができます。
「京都とっておきの芸術祭」の会場である「日図デザイン博物館」は、みやこめっせの地下1階にあります。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線 「東山」駅より徒歩約8分
◆京都市バス32・46系統、京都岡崎ループ「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
京都市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約2分
所在地 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
電話番号 075-762-2630
京都市動物園
1903(明治36)年に開園した全国で2番目に開園した歴史のある動物園です。
2015年にほぼ全面のリニューアルを終え,現在120種約550点の動物を飼育展示しています。
アクセス⽅法
◆京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅より下車 徒歩約7分 京都市営地下鉄東西線「東山」駅より下車 徒歩約10分
◆京都市バス5・32・100・110系統、京都岡崎ループ「岡崎公園動物園前」から下車 徒歩2分
所在地 京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
電話番号 075-771-0210
これまでのあゆみ
「CONNECT⇄ 」は過去に国立新美術館(東京)で開催された文化庁主催の展覧会「ここから展」の後続事業です。
「ここから展」は2016年秋に、「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」にあわせて、障害者のアートや障害者の支援を目指したデザインに関する展覧会としてはじめて開かれました。
それ以降、共生社会や文化の多様性について関心を深めることを目標に掲げ、4回にわたって開催を続けてきました。
今年度は、開催地を京都に移し、「CONNECT⇄ 」として実施します。
2016 ここから―アート・デザイン・障害を考える3日間(会場:国立新美術館)
2017 ここから2―障害・感覚・共生を考える8日間(会場:国立新美術館)
2018 ここから3―障害・年齢・共生を考える5日間(会場:国立新美術館)
2019 ここから4 ―障害・表現・共生を考える5日間(会場:国立新美術館)
2020 「CONNECT⇄ 」~ 芸術・身体・デザインをひらく~(会場:京都・岡崎公園)
「『CONNECT⇄ 』~芸術・身体・デザインをひらく~」是非、お出かけください
鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(敬称略)
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
現在、1300件以上の記事掲載、下記のサイトからご覧いただけます。
250件ほどのリンク記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどのリンク記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどのリンク記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020 (VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどのリンク記事をご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)