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SOV'S MUSIC EXHIBITION

【吹奏楽】バッハ:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」

2016.08.15 18:03

別にクラシック音楽に興味がない人でも「あっ、これ聴いたことがある。」というほど有名な曲。私はドイツ系の音楽(ベートーベンとかワーグナーとか、そしてこのバッハなど)があまり好きではなくどうしてもフランス系や後に勃興してくるロシア系の曲が好みなのだが、それでも少しでも音楽を勉強しようとするとどうやってもバッハに辿り着いてしまう。クラシックの分野に限らず、ロッカーであろうとシンガーソングライターであろうと、バッハをかじったかどうかでその人の持つ音楽の深さ、逆にいえば底の浅さが見えるというものだ。これが、バッハが「音楽の父」と称される所以(ゆえん)なのか。そのバッハも内省的で深刻な曲もあれば、神の愛にあふれた、清らかな曲もある。この「主よ、人の望みの喜びよ」はまさに後者で、神に赦されこの世に生かされた我々人間が、神を愛すること(アガペー)で真の心の喜びを得るという、キリスト者の生きかたを忠実かつ分かりやすく楽譜にしたためたものだ。そして、今回取り上げた演奏は吹奏楽だが、ブラスバンドという名称で、軍艦マーチや双頭の鷲の旗のもとになど、武骨で勇ましい演奏を想起する人も多いだろう。しかし、こんなにも美しい演奏もできるのだよという吹奏楽の可能性を、先のアガペーの話を念頭に置きつつ聴いてみるのも面白いかもしれない。

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https://youtu.be/Rmj03ivqGYs